マガジンのカバー画像

北大の大学院改革探検記

82
北海道大学大学院教育改革推進室による、大学院改革にまつわる出来事や日々の舞台裏など、普段見ることのできない事柄について綴っていきます。 大学院改革ってなに?大学院とか大学院生に…
運営しているクリエイター

#SDGs

SDGs子ども博士育成プロジェクト、今年も始まりました!

子どもたちが自由な発想で考え、学ぶプロジェクト「SDGs子ども博士育成プロジェクト」が今年も始まりました! 「SDGs子ども博士育成プロジェクト」って何するの?大学で学ぶって難しそう・・・。という方のために、2024年度は体験版(半日終了コース)からのスタートです。 7月7日七夕の日に、小学校1年生~6年生までの元気な子供たち、総勢38名が北大に集結してくれました。 今回授業を担当してくださったのは「折り紙工学博士」の繁富(栗林)香織先生。(北海道大学大学院教育推進機構

【チカホへの道2023#19】受賞者のヨコガオ~池端さん編~

研究成果でSDGsに貢献する発表会『博士学生が描く、66のミライ』最優秀賞を受賞された、国際感染症学院 池端麻里(いけはたまり)さん。 ポスター題目は『プロバイオティクスで動物を健康に!!そして、ヒト・環境も健康に!』です。池端さんに自身の研究や、イベントに参加したいきさつなどを語って頂きました!北大の研究の一端を是非一緒に堪能しましょう! プロバイオティクス、ご存知ですか?私は、プロバイオティクスで動物を健康にすることを目標に、大学院で日々研究を行っています。プロバイオテ

【チカホへの道2023#18】受賞者のヨコガオ~中村さん編~

研究成果でSDGsに貢献する発表会『博士学生が描く、66のミライ』受賞者のヨコガオをお送りしています。第2回は優秀賞を受賞された、国際感染症学院 中村隼人(なかむらはやと)さん。 ポスター題目は『動物用医薬品とヒト用医薬品の橋渡し研究が切り開く医薬品開発の新しい未来』です。一体どんな研究なのか・・・。中村さんに聞いてみましょう! 免疫チェックポイント阻害薬とは・・・?私の研究は、ヒト用医薬品を獣医療に応用するとともに、獣医療研究の成果をヒト用医薬品の開発にフィードバックする

【チカホへの道2023#17】受賞者のヨコガオ~プッチャさん編~

研究成果でSDGsに貢献する発表会『博士学生が描く、66のミライ』受賞者の研究内容について、ご紹介していきたいと思います。トップバッターはSDGs賞を受賞された農学院所属のプッチャ ジョシ プリヤさん、ポスター題目は『プラスチック汚染:菌におまかせ!』です。 北大の博士学生ってどんなことをしているの?を探るべく、研究内容などをお伺いしました!(英語でお答えいただいた内容を元に、日本語に訳してお伝えします) パワフルな微生物が大好き!イベント参加の決め手は・・・ このイベン

【チカホへの道2023#16】研究成果でSDGsに貢献する発表会『博士学生が描く、66のミライ』表彰式を実施しました

2023年12月16日~17日に開催したサイエンスフェスタ2023。 サイエンスフェスタでは66名の博士(後期)課程学生たちが、自身の研究成果を活用し、SDGsに貢献する取り組みを1枚のポスターで発表しました。 普段は学会や研究会で専門家向けに説明を行う大学院生ですが、今回はその舞台をチカホやサッポロファクトリーに移し、市民のみなさまへ自身の研究成果を伝える貴重な機会となりました! サイエンスフェスタ2023についてはこちら↓ その後、学内関係者や外部有識者による厳正な審

ビジネス実装に向けて!【JAL×北海道大学 SDGsワークショップ成果発表会を実施しました】

2023年7月開催の「JAL×北海道大学SDGsワークショップ」から、継続してブラッシュアップミーティングを行ってきた、Good Idea賞獲得学生のお二人。4月2日に関係者を前に最終成果発表会を行いました! Good Idea賞のお二人は・・・ それぞれが、JALとのブラッシュアップミーティングを重ね、温めてきたビジネスアイディア。社会実装するにあたっての課題や懸念点などは克服できたのか・・・。発表前のお二人からは少し緊張気味の様子もうかがえます。 高崎さんの発表から

北大の木材×SDGs×学生~河野銘木店さんと北大でスペシャルな盾つくりました【JALワークショップ レポ特別編】

前回、JAL×北海道大学 SDGsワークショップにて、多くの素晴らしい事業提案の中から、特に可能性がある提案として「Good Idea賞」を獲得したお二人と、JALの皆さまとのブラッシュアップミーティング・授与式の様子をご紹介しました。 その際、受賞者に贈られた、木製の盾。 実は、北海道大学のハルニレ材(ELM)を使用して製作したんです。 北大の木材を活用した盾。製作までの様子をご紹介します。 北大の伐採された木材を活用できないか? 今回のJAL×北大のワークショッ

北大の大学院生×JAL ビジネスアイデア実装へ向けて。ブラッシュアップミーティングと授与式と。【JALワークショップ レポ】

2023年10月27日(金)、北大のオープンイノベーションハブ エンレイソウの会議室。 7月に開催した「JAL×北海道大学SDGsワークショップ」にてGood Idea賞を獲得した学生と、JALと北大の担当者とで、ブラッシュアップミーティングが行われました。 選出されたGood Idea賞。該当なし、も想定していました 7月のSDGsワークショップでは、学生から150件を越えるビジネス提案がありました。 この提案の中から、JALが実際に企画として取り組みたい提案に対して

「SDGs子ども博士育成プロジェクト」始動!

子どもたちが自由な発想で考え、学ぶプロジェクト「SDGs子ども博士育成プロジェクト」が9月16日から始まりました。小学校1年生~6年生までを対象としたこちらのプロジェクト。第1クールは24名の小学生でスタートです!! 第1回プログラム修了生の成果発表の様子(動画)▼ ~あなたはどんなミライを描きますか?~ まず初めに「SDGsとは何か、世界の現状やSDGsで目指す未来の姿」を講義形式で学びました。講義を担当したのは北海道大学大学院教育推進機構の宮本淳(みやもとあつし)教

「JAL×北海道大学 SDGsワークショップ」を開催しました!

2023年7月3日月曜日。日本航空株式会社(以下JAL)との共催で、SDGsワークショップを開催しました。 JALと北海道大学は温暖化対策、地域活性化、人材育成等の観点から提携を結び、サステナブルな社会の共創を目指しています。そのような背景もあり、実際の企業活動を通してSDGsへの理解を深め、社会に貢献できる人材としての成長を目的に、ワークショップは開催されました。 SDGs、しっかり説明できますか? 参加前に実施したSDGsの理解度を問うアンケートでは、SDGsを「と

【チカホへの道 #20】中西登志紀さん編

「博士学生学生が描く、66のミライ」受賞者紹介の最後を締めくくるのは「最優秀賞」受賞者の農学院 博士後期課程2年 中西登志紀(なかにし としき)さんです。 「応用分子昆虫学研究室」に所属する中西さんは、日本人の私たちになじみ深い”あるもの”を使って、医療のミライに挑戦する博士学生です。”あるもの”とは何なのか?ヒントは研究室名・・・?答えを探しに行きましょう! もっと多くの方々に自分の研究を知ってほしい!- イベント参加の決め手は熱い想い - 「研究者の方々だけでなく、

【チカホへの道 #19】森田豪さん編

SDGs賞受賞者の浪江さんからバトンタッチして、今回は「優秀賞」受賞者の農学院 博士後期課程2年 森田豪(もりたつよし)さんのご紹介です。 「ビークルロボティクス研究室」に所属する森田さんの研究は、ロボットトラクターをはじめとしたスマート農業です。幼いころに”はたらく車”図鑑を愛読した方は必見、そうではない方も”かっこいい”と興味が湧いてくる、ミライの”はたらく車”の姿を、一足先に一緒に覗いてみませんか? SDGsはバズワード?- イベント参加の決め手には反省も・・ -

【チカホへの道 #18】浪江日和さん編

前回お知らせしました、「博士学生が描く、66のミライ」受賞者のご紹介。 トップバッターは「SDGs賞」受賞者  農学院 博士後期課程1年 浪江 日和(なみえ ひより)さんです。 浪江さんは現在「土壌学研究室」で日々研究に励まれていますが、私たちがよく食べるあの「お米」を研究材料としているそうです!でも、お米の研究って・・・? ”面白い!”を共有したい -それがイベント参加を決めた理由- 博士課程まで進むと「何を研究しているの?」と聞かれることが多くなります。ですが、「~

【チカホへの道 #17】「博士学生が描く、66のミライ」授賞式

2023.3.8 サイエンス・フェスタ2022において、沢山の方々にご来場いただいたイベント、SDGsに貢献する発表会@チカホ「博士学生が描く、66のミライ」授賞式を開催いたしました。 受賞者はこちらの3名 最優秀賞  農学院 博士後期課程2年 中西登志紀(なかにしとしき)さん 優秀賞   農学院 博士後期課程2年 森田豪 (もりたつよし)さん SDGS賞  農学院 博士後期課程1年 浪江日和(なみえひより)さん 受賞者の皆さま、おめでとうございます。 そして、イベ