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2020年6月の記事一覧

子をもつこと

韓国文学にはまっている。 欧米や他の言語と比べて日本語と似ているからか、翻訳も違和感なく読めてとてもおもしろい。(もちろん、翻訳者の技術あってこそと思います) 中でもチョン・セランさんの文章がとても好きだ。 物腰は柔らかだけれど、社会をまっすぐ見て痛みを書くことから逃げないという印象。それはとても誠実で、公平さのようなものを感じる。 そんなチョン・セランさんの文章も載っていた、「韓国フェミニズムと私たち」を読んで、子をもつことについて考えさせられた。 彼女は、世の中