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売れる商品を考えるための思考を鍛える [つづき]

●売れる商品を考えるための思考を鍛える[つづき]

昨日は少子高齢化の日本における

近年の子供の数と

ペットの数の比較して

ペットの方が人間の子供より多い話。

そして、

10年前もペットの数の方が多かったのですが

ドッグフードの売上がここ数年下がっている

という現象が起きているのは

なぜでしょう???

という記事でした。

 売れる商品を考えるための「やわらか頭」をつくること

今日はその答えです。

それは・・・・

◆小型犬のブームになったから

でした。

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[我が家の目に入れても痛くないくらい溺愛している子]


2000年になってしばらく

・ラブラドールレトリバー

・シベリアンハスキー

などの大型犬を飼うのが

ブームでした。

皆さんのご近所にもいませんでしたか?

そしてペット用品、ペットフードの

TV CMではだいたいが

お目めがクリンとした

優しい顔のレトリバー

がよく起用されていましたよね。

しかしそのブームが過ぎて

今はミニチュアダックスフンドや

チワワ、トイプードル

ヨークシャテリアなどの

室内犬に人気の火がついています。

これらの小型犬のペットの数が増加しても

例えばレトリバーとチワワで比較しても

食べる量が10分の1以下。

極端に違います。

このような犬種の変化から

ドッグフードの売上が下がったのでした。

如何でしたか?

ご存知の方も勿論いらっしゃったと思いますが、

このようなことを読み解くにあたって

4つの思考力が必要となります。


1.固定概念・常識を手放すこと

普通に考えると

ペットの数が増えているんだから

ペットフードを買わないわけがない。

売上が減ることなどないよな!

と思いがちです。

ちなみに私は・・・

ペットブームになって

手作りのフードを各家庭が

作るようになったから。

と、思いました。

(全然ちがうし!(笑))

まずは自分の中にある

常識を疑ってみる。

ということです。


2.論理的に考える力

ペットの数は増えているのに

売上が減っている。

と、いうことから

売上総金額=ペット数✕ドックフードの単価✕買う数✕買う頻度

を考える(思い浮かべる)力です。

ペットの数が増えているのに

売上が減っている?ということから

そうであれば

ドッグフードの単価が下がっている?

または

買う量が減っている?

と考える能力です。

※これは左脳系の人が強い!


3.柔らかい頭で考える発想力

もし、買う量が減った、、、?と思っても

大型犬ブームが変わった。ということを

考える発想がないと

売上が減った理由がわからないままになります。


4.世の中の動きを抑えた情報収集力

常に世の中の動向にアンテナを張って

色々なパターンの事例などを

知っておく、ということです。

あらゆるパターンを知っておくと

いつもの常識では考えられないことが起こった場合、

もしかしたら・・・こういうことが裏にあるかも!?

と考えることができます。


この4つの考え方で

世の中の売れている商品や

ブームの動向などを

読み解いていくと

売れる商品を考える力がつきます。

(ビジネスの戦略的な思考力)