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まっすぐに続く道

今日は礼拝の中で、あるクリスチャン政治家のお証とメッセージを聞く機会がありました。

昨年秋にも同じ方のお話を聞く機会があり、そのまっすぐな信仰と明確な使命感に驚かされたのですが、今日はさらに、そのどこまでもクリアで、一点の曇りもなく、ただただ主に従い、この国のために全身全霊を捧げ尽くしていこうという潔い決意と、そしてそれを実際に果敢に実行しておられる姿を目にし、同じクリスチャンとしてあらためて姿勢が正されたような気持ちになりました。

自分は果たしてこの方のように、主が行きなさいと言われれば何のためらいもなく迷いもなく、不安も恐怖もすべて主に預けて、ただただ主に従っていくことができていただろうか。

主のためと言いながら、いつもどこかで人から後ろ指を指されないように、誰も敵に回さないように、自分が傷つかないように、トラブルに巻き込まれないようにということばかりに心を砕いていたのではなかったか。

主からの使命が何かということよりも、
楽な方へ楽な方へと無意識に自分を守っていたのではなかっただろうか…

置かれている場所は全然違うけれど、そして私よりもまだまだずっと若くエネルギーにあふれているこの方とは残されている時間の長さも影響力の大きさも違うかもしれないけれど、
同じ主を見上げる信仰者として、あんな風に、幼子がお母さんをまっすぐに求めるように、ひまわりが太陽に向かって真っすぐに花を咲かせるように、

私なりに、主が私に求めておられる使命はなんなのか祈り求め、置かれた場所で主に忠実に従っていきたい。

あらためてそんな思いにさせられた日となりました。

この国にも、利権や名誉欲、権力闘争などとはまったく関係なく、ただただあんなにまっすぐに主を見上げ、本気でこの国のために、世界のために、神の国の実現を願い、一身を捧げている政治家がいる!

そのことを確認できたことは、本当にこの上もない喜びでした。

それは本当に、どんなに子どもたちや若い世代の青年クリスチャンたち、また私たち世代や、次の世代にのちの世を託していこうとしている年配の方々の、励みになったことでしょうか。

小細工や人間的な画策など何もしなくても、それが主の御心なら必ず実現していく。どんなに不可能と思えるような鉄壁の牙城も、決して崩れることはないだろうと思われていた硬い扉も、それが主の御心なら一瞬にして崩れ落ち、正しい真実が露わになる。
そんな歴史的事実を、私たちは過去の歴史の上でも、今現在も数多く体験し、また目撃しています。

もしかしたら、私たちが思う以上に、神の国が実現する日は近いのかもしれません。
世界終末時計の針は、過去最短の残り「90秒」と発表されました。
これをただの暗示だと笑い飛ばすのか、真剣にこの国の、この星の行く末を考える転機だと受け止めるのか…

神がこの世界を洪水で滅ぼすことを、ノアを通じて人々に警告された時も、人々はそれを本気にせず笑い飛ばし、誰も真剣に受け止めようとせず、罪を悔い改めず、主の元に立ち返ることをしませんでした。

今この時代に、再び神様は私たちに決断を迫っておられるのかもしれません。

この世でたとえどんなに人のうらやむような富や名声・快楽を一時手に入れたところで、それをお墓に持って入ることはできません。

人はみな裸の、生まれたままの姿で、たった一人で生まれた場所へ帰っていき、そのままの姿で主の前に立つのです。

空の空。伝道者は言う。空の空。すべては空。日の下で、どんなに労苦しても、それが人に何の益になろう。
(伝道者の書1章2~3節)

主に背を向けたままで、自分のやりたいことだけを追求して生きていった先に待っているもの。それで人は本当に根源的な空虚さから解放されるのでしょうか。

楽しいことを次から次へと見つけて、スケジュール帖を楽しい予定でいっぱいに埋め尽くしていれば、一時的に根源的な不安に直面することは避けられるかもしれません。

でもそれは、本当の不安に蓋をしているだけなのかもしれません。

実に、神から離れて、だれが食べ、だれが楽しむことができようか。
(伝道者の書2章25節)

栄華を極めたソロモン王は、その賢さと権力、豊かさのゆえに、生きている間、まことの主からの使命を果たすことを忘れそうになっていた期間がありました。
でも、この世の名声・富・権力のすべてを手に入れ、贅沢の限りを尽くしたソロモン王が最後にたどり着いた結論は、この言葉でした。

結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。
神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。
(伝道者の書12章13節)

あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また『何の喜びもない』と言う年月が近づく前に。 
(伝道者の書12章1節)

主の呼びかける御声が、どうか人々の心に届きますように!