組織プロフィールの質問に答えて評価したらその先は。。。
ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの組織プロフィールを下敷きにして、組織の主要な特徴を確認しています。
ボルドリッジでは、組織プロフィールは、最初のボルドリッジの自己評価としても使用できるとされています。これって、どういうことでしょうか。
これまでに、次のような質問をしました。
あなたの組織が提供している製品・サービスはどのような市場を対象にしていますか。あなたの組織のお客様は誰ですか。
組織の主要な市場や顧客のグループや区分ごとに、製品やサービス、顧客サポート、および業務運用に対する主要な要求事項や期待にはどのようなものがありますか。
この質問に対して、組織の主要な顧客セグメントのうち3つのセグメントについて特定の主要な要求や期待を把握できていない、ということがわかりました。組織にとっては、このことは事業を進めるうえで重要な「欠落」であると認識しました。
そこで、3つの活動ステップに分けて改善のための実行計画を立てました。そこでは、各ステップの主要な目的と、誰がいつ、何をやるかを明確にしています。
活動ステップの詳細は省略しますが、これによって、「欠落」してる主要な顧客セグメントの要求や期待を把握することができました。
これはボルドリッジで紹介されていた一つの事例です。
このように、組織プロフィールの質問に回答し、そこで自己評価して、重要な改善必要事項があればそれに取り組むというのは、一つの進め方です。
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ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの要約版、ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダーは日本語で読めます。
「ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダー【日本語版】」は、米国NISTのウェブサイトからダウンロードできます。
下方の Non-English Versions / Japanese を参照ください。英語版とページ、形式を合わせてあり、対訳版としてもご欄いただけます。
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