リーダーが公平性と包括性、回復力を主導する
ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークは、あなたの組織の業績を向上させるための最も重要な質問集です。ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークは2年ごとにその時代の最先端の実践を取り入れて改訂されています。
最新の2021-2022年版で特に着目したのは次の点です。
・組織の回復力
・イノベーション
・多様性、公平性、および、包括性(diversity, equity, and inclusion)
・デジタル化と第4次産業革命
これによって、リーダーシップに求められるものも変わってきました。
模範的リーダーの属性、すなわち、リーダーの役割という視点で見てみましたが、特に、多様性、公平性、および包括性と組織の回復力という観点からも見ることができます。
多様性、公平性、包括性
リーダーは、多様性、公平性、包括性を特徴とする組織文化を構築する責任があります。従業員一人ひとりに機会を与え、彼らを尊重することから始めます。そしてそれは、トップばかりでなく、リーダーシップチーム全体が行動で示すようにならなければいけません。
さらに、これらの行動は、働き手ばかりでなく、顧客の扱いや地域社会への対応にも広げていくことが求められます。
多様性、公平性、包括性は、リーダーが率先して、従業員、顧客、地域社会に広げていきます。
組織の回復力
リーダーは、不確実性に適応できる回復力のある組織を確立する必要があります。リーダーは、緊急事態や混乱を予測して回復できる組織を構築する責任があります。
リーダーは、機会に基づいて構築され、内部および組織のエコシステムを通じて脅威に対処する戦略をもって、組織を導くことが必要です。
働き手が複数の能力を身に着けるように訓練することは、回復力のためのひとつの戦略です。
組織の回復力を強化することは戦略として進めます。
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本稿は、ボルドリッジのブログ:"Are You A Role Model Leader for 2021?"
(2021、Harry Hertz)をもとにしています。このブログでは、イノベーション、結果の測定についても記述しています。
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ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの要約版、 ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダー(Baldrige Excellence Builder)は日本語で読むことができます。
「ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダー【日本語版】」は、米国NISTのウェブサイトから無償でダウンロードできます。英語版とページ、形式を合わせてあり、対訳版としてもご欄いただけます。
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