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ボルドリッジに学ぶ~ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの構成

ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークは、世界で唯一「証明された(proven)」経営のフレームワークです。

ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークは、次の3つから構成されています。
・核となる価値観と概念
・パフォーマンス・エクセレンスに向けた審査基準(質問集)
・回答の評価

「核となる価値観と概念」を基盤として、それをマネジメントシステムに埋め込むように「質問集」が作られています。その質問に回答し、その回答を自己評価します。
自己評価の結果から、強みと改善点を特定し、強みを生かして改善に取り組みます。
こうすることで組織内に「改善のサイクル」が生まれます。
改善点を直す(悪いところを直す)だけではなく、強みを伸ばします(今よりもよくする)。

注記:
ここで使用している「改善」は、英語の improvement の訳です。
先日7/17の桜美林大セミナーでも、英語の improvement を「改善」と訳すのは適切か?という議論がありました。日本語の「改善」は、英語では kaizen という別の言葉になっているからです。
日本語の「改善(kaizen)」は、悪いところを直す、という意味が強いです。
英語の「改善(improvement)」は、今の状態よりも良くする、という意味です。(辞書にあるもうひとつの訳語「向上」のほうが、よりふさわしいかもしれません。)


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