![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40935929/rectangle_large_type_2_cc92485c84da722b443821bea36b621d.jpg?width=800)
組織プロフィールを背景として組織の経営を評価する
ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの組織プロフィールの質問を、あなたの組織では、という形で問いかけてきました。そこで確認したのは、組織の特性と戦略の状況です。
組織の特性として次を確認しました。
・提供している製品・サービス
・ミッション、ビジョン、価値観、文化
・働き手の特徴(働き手のニーズ)
・資産
・規制環境(社会のニーズ)
・組織構造
・顧客および利害関係者(顧客、利害関係者のニーズ)
・サプライヤー、パートナー、および協力者(サプライチェーンのニーズ)
ここでは、組織のミッション、ビジョン、価値観とともに、()で示したように、働き手や顧客、その他の利害関係者、サプライチェーンを構成するメンバー、そして社会からの要求事項(ニーズ)を確認しています。
組織の戦略の状況として次を確認しました。
・競争上の位置づけ、競争力の変化、比較データ
・戦略的な課題、戦略的な強み
・パフォーマンス改善システム
組織プロフィールで確認した組織の特性と戦略の状況を背景として、組織の経営を7つの側面からみて行きます。
プロセスのカテゴリーをみて行く上でポイントとなるのは次の点です。
組織プロフィールを「背景」とする意味が理解できます。
それぞれのプロセスが
・組織の目的(ミッション、ビジョン、価値観)に沿っているか
・組織のニーズ(組織内外の関係者のニーズ)と整合がとれているか
・それぞれのプロセスが、戦略的な強みを活かし、戦略的な課題に対応したものになっているか
これからカテゴリーの質問の答えを考えるときに、ちょっと頭に置いておきましょう。
★★
ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの要約版、ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダーは日本語で読めます。
「ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダー【日本語版】」は、米国NISTのウェブサイトからダウンロードできます。下方の Non-English Versions / Japanese を参照ください。英語版とページ、形式を合わせてあり、対訳版としてもご欄いただけます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?