【ChatGPT】海外メンバーとの会議の時間帯をChatGPTが提案
1.はじめに
こんにちは、シオンです。
突然の質問ですが、日常の仕事で海外にいるスタッフとやり取りしないといけないような業務はありますか？
その時に海外メンバーとのオンライン会議の時間帯を決定する際に、候補を出すのが面倒だと感じたことはありませんか？
特にメンバーが遠い国に住んでいると時差が大きくなり、日本の日中であっても相手は早朝や深夜になることから、オンライン会議の時間帯の調整は難しいですよね。
今回の記事ではそのような時に活用できる、海外メンバーとのオンライン会議の時間帯をChatGPTに提案してもらう方法を紹介します。
2.ChatGPTに時間帯を提案してもらう
お仕事で海外メンバーとMTGするときは、みんなが話しやすい時間帯を選びたいですよね。
そしてそのためには参加する国のタイムゾーンを考えて、みんなが働いている時間や寝ていない時間に合わせて考えたいですね。
今回のプロンプトでは日本、アメリカ、インドの3つの国で設定してみました。
このプロンプトは「●国リスト」に国を編集するだけで簡単にカスタマイズしやすくしてるからよかったら作ってみたから使ってみてください。
現在のプロジェクトに参加しているメンバーがそれぞれ「国リスト」のいずれかの国に住んでいるのですが、全員でミーティングする場合にベストな時間帯の候補を3種類、提案してください。またその理由を教えてください。
●国リスト
日本、アメリカ (ニューヨーク)、インド上記のプロンプトをGPT-4で実行すると下記のように出力されました。
国の時間帯を考慮すると、日本、アメリカ（東部）、インドの時間帯はそれぞれGMT+9、GMT-4、GMT+5:30です。これを基に、全員が参加できる時間帯を考えてみましょう。
1.日本時間の早朝（例えば7:00）
日本: 7:00 (次の日)
アメリカ東部: 18:00 (前の日)
インド: 3:30 (次の日)
この時間帯は、アメリカの参加者が前日の夕方に、日本の参加者が朝に、そしてインドの参加者が早朝に参加する形になります。インドの参加者にとっては少し早い時間ですが、全員が参加できる時間帯としては一つの候補です。
2.日本時間の夕方（例えば17:00）
日本: 17:00
アメリカ東部: 4:00 (同日)
インド: 13:30 (同日)
この時間帯は、日本の参加者が仕事終わりの時間に、アメリカの参加者が早朝に、そしてインドの参加者が昼過ぎに参加する形になります。アメリカの参加者にとっては非常に早い時間ですが、全員が参加可能な時間帯としてはこれも候補の一つです。
3.日本時間の深夜（例えば23:00）
日本: 23:00
アメリカ東部: 10:00 (同日)
インド: 19:30 (同日)
この時間帯は、日本の参加者が深夜に、アメリカの参加者が朝に、そしてインドの参加者が夕方に参加する形になります。日本の参加者にとっては遅い時間ですが、全員が参加可能な時間帯としてはこれも候補の一つです。
これらの提案は、全員が何らかの形で不都合な時間に参加しなければならないという点を考慮しています。時間帯の選択は、各参加者の日程や作業スタイルによるため、具体的な時間帯を決定する前に、各参加者とコミュニケーションを取ることをお勧めします。ちゃんと理由も添えてくれてわかりやすいね。
念の為に時差計算サイトで調べ直してみましたが誤りはなさそうでした。
結果が出力された後に英語の文章で欲しいときは、次のようなプロンプトを送るとちゃんと英語で教えてくれます。
ご提案いただいた提案の理由を英語で出力できますか？
英語も違和感なさそうですし、時差など普遍的な情報の処理をChatGPTにお願いするのは安定して良さそうですね。
これらのプロンプトをGPTに投げるだけで検討の時間が大幅に短縮できそうだと思いました。
3.まとめ
今回は安定した答えが出てきそうなテーマでしたが、答えが安定しないテーマもあると思いますので誤った情報を仕事で共有すると誤解も発生してしまうので、AIを信じすぎずに最後はご自身で考えてチェックしていただく必要があると思います。
当たり前のことかもしれませんが、時間帯を選ぶ際はみんなの生活リズムや仕事を考慮しつつ最後は思いやりを持ってみんなが気持ちよく話せる時間を選びたいですね。
私、個人の意見としてはChatGPTの良いところは普段、調べて検討する時間を短縮する程度で割り切って、最後の結果が正しいのかはちゃんと確認することで良い付き合い方が出来るのではないかと思いました。
以上、現場からでした。
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