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チャレンジの積み重ねがつくる、より良い組織へ

皆さん、こんにちは。ジーピーオンライン広報チームです。創業20周年を記念し、「感謝」をテーマに社員のさまざまな声をお届けするインタビューシリーズの第7弾。今回は、デジタルプロダクショングループシステムディビジョンに所属するシステムエンジニアのナカオのインタビューをお届けいたします。システムエンジニアとして、そして組織で働くイチ社員という立場から当社の強みや成長が求められる部分をストレートな言葉で語っていただきました。

Profile.
システムエンジニア / ナカオ36歳
大手携帯会社の販売店で店長を務めた後、プログラマーに転身。数社の企業を渡り歩きながら、メール配信システムや企業のブランドサイトのCMS制作などを経験し、当社へ入社。大阪オフィスに所属し、「コミュニケーション能力が高いシステムエンジニア」として定評があり、お客さまと面談する機会も多い。社内で発足した「釣り部」に所属し、社員との交流も活発におこなっている。

チームプレーの中で自身を成長させたい

―――ナカオさんのキャリアはどんなお仕事からスタートされたのですか?

ナカオ:街ナカでよく見かける携帯ショップの販売店員がキャリアのスタートなんですよ。その職場では、最終的に店長を担当することになったのですが、重要な業務のひとつにクレーム対応がありまして……。精神的に耐えられなくなり転職を決意。あまり人と接する機会が少ないデスクワーク系の業界に進もうと思ったんです。

―――大変な思いをされたんですね。そこからどういう経緯でプログラマーの道に?

ナカオ:“成り行き”という表現が正しいかもしれないですね(笑)。転職先がブラウザゲームの運営会社で、そこで企画・運営を担当することになりました。「多少は、プログラムについて知っておいた方が良いのかな」と思ったのが、プログラムに関わりはじめたきっかけです。そこからシステム会社や制作会社を3社ほど経験したあと、複数の人がかかわるシステム構築を経験したいと思って当社へ転職を決めました。

―――制作の体制をポイントにされていたんですね。

ナカオ:これまでの会社はエンジニアが自分しかいない環境だったので、他のエンジニアと一緒に案件を進める中で、自分には無かった発想や技術を学び、もっと高度な仕事を手掛けられるんじゃないかと思いました。あと、面接での印象もありますね。偶然、面接担当の方と私にとって馴染みが深い街だった東大阪市の話題で盛り上がって、笑いながら面接が終わったような記憶があります。ここなら楽しく働ける気がしました。

―――人の印象も良かったんですね。実際に入社されて印象に残っていることは何でしょうか?

ナカオ:やはり、自社で開発しているCMSパッケージの「WOW(ワウ)」の存在ですね。今までCMSを作るときは、ゼロから作り上げることばかりでした。それがこのパッケージを利用することで、工数削減や情報ソース共有を簡単にできるなど、複数人開発の醍醐味を感じられました。

―――なるほど。では、入社直後はどのように仕事を進められていたのですか?

ナカオ:入社すぐは無理のない業務量だったので手が空くことが結構あって……。そういう手持ち無沙汰が苦手なので、その時間を埋めるように色んな人に声をかけて仕事を分けてもらっていました。当社は、案件ごとにスケジュールが決められており、スケジュール内であればある程度自分の裁量で調整できるので、手持ち無沙汰にならないようにしていましたね。

―――入社当初から積極的に色々な仕事に携わっていたのですね。

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ワークライフバランスを大切にした働き方へ

―――ナカオさんと言えば、コミュニケーションを大切にされている印象が強くあります。それは、何か意識をされているのですか?

ナカオ:やっぱり「チームで仕事をすること」でしょうか。Webサイトは自分一人で制作するわけではないので、持ちつ持たれつで支え合うことが大切だと考えているんです。私が対応することで「ディレクターの負担を減らし、業務の効率を良くしたい」という思いを持っていたので、入社してからすぐにお客さまと直接お話する機会にも臨むようにしていました。

―――そこを意識するようになって、何か業務に変化はありましたか?

ナカオ:担当する案件では何かひとつ新しいことを取り入れるようにしていて、その時は私がみなさんにサポートしてもらえるようになりました。すでにある経験や技術で安定した成果を出せると思うのですが、そこに固執せずにどんどん新しいものを取り入れたいんです。例えば、当社独自のCMS「WOW」を使用せずに、今まで使ったことがないフレームワークにも挑戦する。これまで培ってきたスキルで提供できるものが100%だとして、新たな要素を加えることで110%の価値を提供できるかもしれませんからね。

―――周囲の方々と協力しながら、常に挑戦をしているのですね。そのように、色々な仕事を邁進していく中で、入社から約3年後に在宅勤務に切り替えられました。これは、どういう経緯で在宅にしようと思われたのですか?

ナカオ:子どもが生まれたので、ワークライフバランスを整えたいと思ったんです。幸いなことに、入社3年以上の社員は在宅勤務を希望できる制度があったのでそれを活用しました。

―――なるほど。とはいえ、在宅勤務になると大変なことも多いのではないですか?

ナカオ:意外と苦労はなかったですよ。Web会議やチャットツールを使ったやりとりが中心になるのですが、もともと東京オフィスとはそうしてプロジェクトを進行していたので、大阪オフィスのみんなとも同じ要領で業務を進めていましたね。たまにWeb会議中に子どもが部屋に入ってきてしまうこともあるのですが、みなさん嫌な顔ひとつせず受け入れてくれています。優しい人たちばかりでよかったです。

――スムーズな移行だったんですね。在宅勤務はコミュニケーションが課題になることも多いようですが、何か工夫などされていますか?

ナカオ:できるだけ Web会議の依頼などは即時対応するようにしていますね。そして何より、気軽に話せる関係性になれるように会話を大事にしています。会話を通して、“壁”を感じない相手と思ってもらえると、お願い事とか相談をしてもらいやすいかなと思うんです。そういう関係性になれるように、出社日や打ち合わせに同行する日なども意識して周囲と他愛のない話をしています。かしこまった会話ばかりだと、遠慮がちになるので、「ちょっと聞いていいっすか?」「いいっすよー」くらいのフランクな雰囲気になれるのが理想かなと思います。

――そうした関係性づくりは一層重要になりますよね。仕事面においては良い環境を築けたということですが、生活面ではどうでしょうか?

ナカオ:とても良くなりました。通勤に往復3時間も掛かっていたのがなくなって、家事育児に費やせる時間が増えたのは本当にありがたいです。平日は朝に顔を合わせるだけだった子どもたちとも、夕飯を一緒に食べられたり、小休憩時に学校のことを聞けたり、コミュニケーションが増えました。あと、平日は料理以外の家事は全て僕がやっています。共働きなので妻の家事のウェイトを減らせてよかったです。家族関係もさらに良好になりました。

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挑戦する人を、後押ししていきたい

―――入社から7年目になりますが、当社にはどんな魅力があると思いますか?

ナカオ:ひとつは、上司に何かと提言しやすい環境でしょうか。風通しの良い職場だと思いますよ。

―――お話を聞いていて、私もそう感じます。社員の言葉にしっかりと耳を傾けてくれている印象です。その部分をもっと伸ばした方がいいと?

カオ:ただ、良い菌ばかりが集まるのも良くないって言いますよね(笑)。
周囲に配慮しすぎるあまりに、やりたいことができずに小さくまとまってしまう環境は良くないと思うんですよ。手前味噌ですが、さきほどお話した、エンジニアとしてお客さまの前に出ていったことで、他のエンジニアも自然とディレクターと同席するようになりました。そうした前例にないことに少しずつ挑戦していくと、当社はまた次のステップに進む組織になるのかなと。

―――そのためには、何が必要だと思いますか?

ナカオ:ひとつは、当社で管理する立場にいる方々が、とても優しくて良い人ばかりなので、「俺について来い」と背中で語るような絶対的な魅力で社員を引っ張っていく存在がいてもいいのかなと。そこに憧れた後輩や周囲の人がまた新たな挑戦に向かっていくような流れができるといいですよね。そうした挑戦したいという気概を持つ人は私も全力でサポートしていきたいです。

―――挑戦したい人にとっては、心強いですね!

ナカオ:声をあげれば、私だけではなく、きっと色々な方が協力してくれるはずです。良い意味での緊張感が生まれたり、仕事にも今以上の張り合いが出たりと、やり甲斐にもつながっていくはずです。

―――そうかもしれません。では最後に、20周年を迎えた「感謝」のメッセージをいただけますでしょうか。

ナカオ:20周年を節目に、私を含めて、社員のみんなが自らの魅力にもっと磨きをかけるタイミングかなと思っています。あと、私が唐突に「これを使ってみたい」など、無理なお願いをした時に嫌な顔ひとつせず、こころよく引き受けてくれた仲間たちには感謝の気持ちを伝えたいです。これからもみんなと一緒に成長し、さらなる高みへ進むことができたら何よりです。


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