見出し画像

変化をし続けることが、未来につながる

皆さん、こんにちは。株式会社ジーピーオンラインの広報チーム(以下:広)です。2020年11月に創業20周年を迎えた当社ですが、今回は役員である林輝久(写真右 以下:林)と鈴木義宏(写真左 以下:鈴)の対談インタビューをお届けしたいと思います。
長くこの会社に在籍している二人の目には、ジーピーオンラインはどう映ってきたのでしょうか。

二人が入社をして約10年の間に変わっていったものとは?

広:長くこの会社におられるとのことですが、お二人の入社時期はいつ頃ですか?

林:私は2007年になりますので、入社して13年ほど経っているでしょうか。

鈴:僕は2012年だったと思います。もう少しで丸9年と言ったところですかね。


広:それぞれの入社時の会社の印象はどのようなものだったでしょうか?

林:当時のジーピーオンラインは全部で15人ほどの小さな会社だったのですが、小規模ながらもあらゆる面できちんとしていた印象があります。

鈴:僕はその5年後に入社することになりますが、全然きちんとしてなかった印象です。(笑)管理業務も今ほどきちんとしていたわけではなかったから、まだまだ未完成な会社っていう印象ですかね。

林:いや、小さなオフィスなのに受付があって、きちんとしてるなーって思ったのよ。花も置いてたし。

鈴:そこですか!(笑)

林:現在と同じように部署も分かれていましたが、少人数ということもあって、部署関係なく全員が協力しあって、プロジェクトを進めていましたよね。

鈴:僕が入社した時は20人くらいだったかな。ともかく未経験で入社したので、たくさんいろんなことを経験しようと思っていました。当時のジーピーオンラインはアプリ開発事業※も始めており、AppleのApp Storeでダウンロードランキング1位を獲得していたこともあって、すごい最先端の会社に来たぞ!という印象がありました。
※後にグループ会社であるトンガルマン株式会社が事業継承をすることになります。


広:現在と比較して当時の業務はどのようなものだったでしょうか?

林:私はプログラマとして入社したので、プログラマ目線になりますが、当時はAdobe Flashが全盛期で、手掛けるWebサイトには必ずと言っていいほどFlashが使用されていたため、Flashばっかり作っていましたね。
ちょうど今年いっぱいでAdobe Flashのサポートが終了するということで、サントリーさんのプロモーションが話題になっていますね。このプロモーション映像を見ると結構センチメンタルな気分になっちゃいましたよね。

鈴:へぇ〜。当時僕はまだ子供だったせいか、昔の有名なFlash動画とか見てもわからないんですよね。

林:いわゆる世代ギャップというやつか。
当時はガラケーも全盛期だったので、ガラケーでFlashとデータベースサーバーを連携させて動かす、といった限られた条件の中で高度な技術を求められるようなこともやっていて、結構大変でしたねー。今ほど社内で技術が確立されていなかったため、常に技術的に未知の領域へ踏み込んでいくというような、危険と隣り合わせな日々を過ごしていたように思います。

鈴:当時はブラックな労働環境だったので余計に大変でしたよね。毎日終電で一体自分が何をやっているのかわからないくらい、日々目が回るような忙しさでした。何かしら事件が起きるのが日常茶飯事で。(笑)

林:さっきから記事にしにくいことばかり言う。


人の定着が会社を良い方向へ導いていく

広:そんな過酷な状況が続いていたにも関わらず、これまで続けられてこられた理由はなんですか?

林:いやー辞めるとか何も考えていなかったですね。うん、何も考えていなかった。

鈴:考える暇もないですよね。何も考えずがむしゃらに突き進んで行って、気が付いたら働きやすい会社になっていたっていう。いつの間にか高かった離職率も下がりましたもんね。

林:もちろん僕たちが何も考えていなかった、何もしなかったというわけではないんですが。(笑)振り返ると、苦しい状況の中でも常にどうすれば良くなるのかということを考え続けた事実はあったと思います。

鈴:そうですね。忙しい毎日であっても、どう変化させていけば会社が良くなるか、成長できるかをみんなで話し合ったりしていましたよね。そこに僕たちは希望を見出していたのかもしれません。

林:そんな中で、ある世代から定着率が上がったように思います。実際にその世代の人たちは現在一線で活躍していることはもちろんのこと、重要なポストに就いており会社にとってなくてはならない存在になっています。

鈴:人が定着すると、あらゆる面で余裕が出てくると思います。特に時間という余裕が出てくるため、会社をより良くする制度設計などに時間が充てられたことも影響が大きくて、またその制度のおかげで定着率が上がるという効果があったと思います。

林:余裕ができると、業務効率化の推進も加速していきますね。業務効率の点で言うと、今後は社内のDX(デジタル・トランスフォーメーション)にも力を入れていきたいです。より利便性や生産性の高い環境を整えていくことで、会社の成長へとつなげていきます。

鈴:人という観点でいうと、活躍する世代を常につくっていきたいなと。定着率が上がった時代に頭角を現してきた世代をはじめ、その後の世代が活躍する姿を目の当たりにしてきました。こういった活躍する世代を輩出できるサイクルを作り上げていくことも会社の使命かと思います。


広:今回感謝をテーマにした連載となっていますが、感謝をするとすれば誰になりますか?

鈴:僕は営業担当責任者でもあるので、まずはお客さまへの感謝が第一にあります。振り返ると、チャンスをくださり辛抱強く我々の成長を待ち続けてくれたお客さまもいらっしゃって、そういったお客さまとの出会いやお付き合いがなければ、今のジーピーオンラインはなかったと思っています。

林:そうですね。お客さまはもちろんのこと、これまで会社を中から支えて来てくれた、スタッフのみんなには感謝しています。お客さまに満足していただけるサービスを提供できるのも彼らのおかげでもあると思っています。

鈴:あとは、スタッフの家族にも感謝したいですね。よくぞあのブラックな環境で働いていたスタッフを許してくれたなと。(笑)

林:許してたのかな・・・。


変化をし続けることで新しい価値を提供していきたい

広:会社が成長し続けて来られた理由はなんですか?

鈴:変化を恐れず、積極的に新しいことにチャレンジして来られたことが一番大きいのではないでしょうか。現在ではジーピーオンライン以外にも関連会社が5社あり、主にデジタル領域での事業をグループとして拡大させています。

林:そうですね。今後はDXやSaaSをキーワードとした新規事業展開も推進している最中ですので、これからもどんどん新しいことに取り組んでいくのではないでしょうか。

鈴:常に新しい価値を社会に提供していける、そんな存在であり続けたいですよね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?