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働きやすさに溢れる環境で、想像を超える価値を追求したい

みなさん、こんにちは。ジーピーオンライン広報チームがお届けする、創業20周年特別企画。「感謝」をテーマにさまざまなメッセージを紹介するインタビューシリーズの第3弾です。今回は、今年で入社3年目を迎えるデザイナーのウチムラから見たジーピーオンラインの働き方や仕事に向き合う姿勢についてご紹介します。

Profile.
Webデザイナー / ウチムラ24歳
美術大学卒業後、当社へ入社。Webデザイナーとして業務にあたり、大手菓子メーカーや航空機メーカーなどを担当。趣味は、大学時代から続けているバンド活動。休日などを利用して曲作りやライブなどに出演し、自作の楽曲を披露しているという。

着実な成長ステップに合わせてスキルを磨く

―――入社されるきっかけについて教えてください。

ウチムラ:美術大学に通っていましたので、デザイン全般について学んでいました。在学中は、明確に「Webデザイナーになりたい!」と思っていたわけではないのですが、偶然当社と出会い面接を受けたところその人間性に惹かれました(笑)。東京オフィスで面接をしていただいたのですが、自分と同じ空気感を持っている人たちがいるなと思いまして、ここならやっていけるんじゃないかと。

―――その空気感とは、どんなものだったのですか?

ウチムラ:良い意味で、素朴な感じですね(笑)。個人プレーでバリバリと仕事をこなしていく感じではなくて協調性を重んじる雰囲気なので、それが好印象に映りました。

―――どちらかと言えば、皆さん互いを尊重し合うような雰囲気がありますよね。入社後の印象はどうでしたか?

ウチムラ:入社前は社会に出る不安や、大学でデザインの基礎を学んだとはいえ、本当にやっていけるんだろうかという思いでした。いざ入社してみると、面接時に感じた印象通りでその不安な気持ちが吹き飛びました。私がいちばん後輩ということもあって、先輩の皆さんに何かと気にかけていただけるのでまったくストレスがありません。社員数も20名ほどで、それぞれが性格をちゃんと理解しながら意見を共有し合う良い雰囲気ですよ。

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―――入社からとても楽しく業務に向き合っていたのですね。

ウチムラ:はい。ただ、デザインスキルについては「もっと、勉強が必要だな」と何度も思い知らされました。入社後、数ヶ月は既存サイトのリデザインや簡単なコーディングなどの課題をこなしていくのですが、なんとなくオシャレとかカッコいいで作るのではなくて、デザイン一つひとつに意図がなければならない。そうした細部にわたるデザインスキルを徹底して先輩から教わりました。

―――いきなり現場で学ぶのではなくてしっかりと研修期間があったと。研修から実際の仕事にはどのように移行していったのですか?

ウチムラ:ある時、先輩から「こんな仕事があるけど、やる?」と何気なくお声がいただき、迷うことなく「やりたいです!」と返事をしました(笑)。そして、とある大手菓子メーカーのキャンペーンサイトのデザインを担当することになったんです。

―――何気なくスタートするのが当社っぽいエピソードですね(笑)。その仕事ではどんなことを学びましたか?

ウチムラ:ある程度、自分の裁量に任せていただけることになったので、とにかく必死に取り組んだことを覚えています。いちばん、こだわったのがサイト背景のイラストです。IllustratorとPhotoshopを使って、何時間もかけて精巧なイラストを完成させました。おそらく、最初の仕事だったという気遣いもあって、先輩のみなさんから「いいね!」とお褒めの言葉もいただきました。ちゃんとがんばった分だけしっかりと見ていただけるんだということがわかり、仕事への向き合い方を教わったような気がします。

伝える力は考え抜く力

―――順調に仕事をこなしていく中で、最初に直面した壁とはどんなものでしたか?

ウチムラ:当初は、Webディレクターの方がお客さまにヒアリングしてきた内容を共有していただいてデザインに入るという流れでした。最近では、お客さまとのヒアリングの場面に同席することも増えたので、デザインスキルばかりではいけないと思うようになっています。

―――例えば、どんな場面でそう感じたのですか?

ウチムラ:お客さまから咄嗟にアイデアを求められた時に、ちゃんと言語化して説明できるかどうか。最初はどう答えて良いかわからない状態でした。このままではいけないと思い、同席している先輩の受け答えや言葉の運び方などを細かく学ぶようにしましたね。不安そうなトーンで返事をしないとか(笑)。ちょっとしたコツを掴もうと今でも勉強中です。

―――確かに、不安な返事をするとお客さまも不安に思ってしまいますからね。その学びが実を結んだと思える出来事はありますか?

ウチムラ:まだまだ勉強中ですので、胸を張ってお伝えできるエピソードはありません。ひとつの経験として大きな学びになったのが、お客さまに直接、デザインをご提案するお仕事でした。

―――それはとても緊張する場面ですね。どんな案件だったのですか?

ウチムラ:これまで担当してきたBtoCではなく、BtoB企業さまのコーポレートサイト制作です。初めて担当する業種だったので、デザイン作業に入る前の時間に力を注ぎました。お客さまの事業内容や考え、思いにいたるまで入念にインプット。その情報をもとにキーワードをいくつも出しながら同業他社のサイトや参考デザインなどを参照し慎重にデザインを検討していきました。

―――ちゃんと説明できるようにデザインの意図に時間をかけた結果はどうでした?

ウチムラ:プレゼン時は信じられないくらい緊張してしまい……。カチカチの状態だったのでお客さまの反応がどうであったのかあまり覚えていません(笑)。ただ、最終的に仕上がったデザインについてお客さまはもちろん、先輩からもしっかりと評価をいただけました。時間をかければちゃんと良いものができるんだという経験ができましたね。

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“気付ける”仕事を社内に広げたい

―――今年で3年目を迎えるウチムラさんが手本にしている先輩はどんな方ですか?

ウチムラ:みなさんどなたも魅力的でそれぞれの良い面を吸収したいと思っています。年齢が近いので目標としているのが、私より半年前に入社したとある先輩です。デザインスキルはもとより、コーディングもできれば、人として何かと周囲への気配りも上手。じっくり観察していると、その気配りの上手さがちゃんとデザインにも反映されているんです。

―――相手が求めていることを掴むのが上手なんですね。

ウチムラ:そうなんです。相手の立場に立って仕事ができるというか。これは、デザインだけではなくてあらゆる業務でも同じではないでしょうか。その方の姿勢やどんなポイントをチェックしているのかを学ぼうと思っています。

―――そうした面を成長させることで、今後はどんなキャリアを描きたいですか?

ウチムラ:最終的には、アートディレクターという立場で業務に携わるのが大きな目標です。そのためには、デザインにまつわるサイトの仕組みをはじめ、そのほか制作のあらゆる業務についても精通しておく必要があると感じています。今はまだその方面に関する勉強は追いついていませんが、何事にも必死で取り組む姿勢を保つことでいつか叶えたいと思っています。

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―――その一方で、当社についてはどうでしょうか。ウチムラさんの立場から見て、どの部分が成長すれば良いと感じますか?

ウチムラ:まだまだ全体を客観的に見られる立場ではないので私が担当する業務の領域で言うと、もっと他分野について知る機会が増えてもいいのかなと思っています。先ほどの“気配りができる”お話にもつながるのですが、互いの仕事を理解し合うことで、相手の立場に立った濃密なコミュニケーションができて、成果物のクオリティーも向上し想像を超える価値を提供できるのではないでしょうか。今でも気兼ねなく自由に話し合いができる雰囲気ではありますが、社内の仕組みとして関わる機会があれば良いように思いますね。

―――そうかもしれません。個々の専門領域の理解が深まれば、チーム力としても向上すると思います。では最後に、当社が創業20周年を迎えられたお気持ちをお聞かせいただけますでしょうか。

ウチムラ:がんばればがんばるほど、めちゃくちゃ褒めていただける社風はこのままずっと残してほしいと思っています(笑)。その中で、私たちが携わるIT領域の分野でもっと社会に貢献できるような会社になってほしいですね。また、20年という節目の年をご一緒できたことは本当に嬉しいです。気持ちが折れることなく今まで仕事を続けられたのは、手取り足取りサポートしていただき、いつも温かく励ましてくれた東京オフィスのみなさんのおかげです。心から感謝しています!

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