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「ダメエピソード求む!グロビやらかし夫座談会〜妻のKSFを解き明かせ〜」

こんにちは、グロービス・ワーキングペアレンツ・クラブ幹事の大塚美樹です。
9月のGPCのイベントは、初のハンドルネーム&アバター参加型イベント「ダメエピソード求む!グロビやらかし夫座談会〜妻のKSFを解き明かせ〜」を開催しました。

KSFとは、Key Success Factorの略。主要成功要因。事業を成功させるための必要条件。経営戦略を策定するうえでは、外部環境分析から事業におけるKSFを明確にし、内部環境分析から自社がKSFをいかに実現していくかという具体的な戦略立案につなげていく。規模、技術力、顧客対応の迅速さなどKSFとなりえる要素はさまざまだが、業界で優位に戦っていくためには、KSFとなる要因について必要なだけの能力や資産を持っている必要がある。また、競争構造の変化により、KSFが変化する場合もある。

KSF(キーサクセスファクター)|グロービス経営大学院 創造と変革のMBA (globis.ac.jp)

日々のアサインメントや勉強会に追われ、家庭と学業のバランスをどうとるかが、常にイシューとして挙がっているグロービス生のみなさん。当日は、自称やらかし夫として名乗りでてくださった勇気ある3名の男性を登壇者にお迎えし、タロウちゃんの司会進行で妻のKSF探しが始まりました。

■事前アンケート結果シェア
今回のイベントに先立ち事前に実施したアンケートでは、パートナーもしくは自分がダメ夫と感じたことがある方は100%!残念ながらダメ夫という言葉を言った/言われた方は、半数に上ることが分かりました。

<家事編>
「頑張ってやっていると思っている夫 」VS 「それ、いつもやってるんですけどの妻」の構図が明らかに!

夫:夫婦の家事バランスを意識して積極的にお皿を洗う(今日、お皿洗った
  ぜー)
妻:まだ油残ってるし。しっかり洗ってよー(洗うならちゃんと洗ってよ 
     ね!なんでどや顔してんの?こっちは毎日洗ってるんですけど。)
夫:…(せっかく頑張って洗ったのに―、ちょっとは褒めてよ。感謝してほ
  しいな。)

早速、登壇者の方が、夫と妻の心の声が全くかみ合わないあるあるパターンを紹介してくださり、イベント参加者の夫・妻のみなさんとチャットで大いに盛り上がりました。
チャットでは、「夫(自分)を上手く転がして欲しい。」という意見に対し、「転がされるのを期待している時点でどうなのか。」という妻側の厳しい意見もw
アバター参加ならではのリアルな意見がたくさん出て面白かったです。

<子育て編>
夫と妻共に、「育児=母親が責任を担う」と考える日本社会を変えていく必要性を実感していることは共通項!

イベントの中で最も夫・妻側の意見が一致したのは、このテーマでした。海外では、夫婦で平等に育児に取り組むことが日常となっていますが、保育園の呼び出し、学校での手続きなど日本のアンコンシャスバイアスをみなさん実感しているようでした。
まずは、この共通項を軸に夫婦で次のステップに進んでいきたいですね!

また、「妻の息抜き」の時間を作るために、週末も積極的に育児に携わっている登壇者のみなさん。ここで、夫と妻が考える「妻の息抜き」についても話が出ました。

夫が考える妻の息抜き
・休日は子供と遊び、妻が外出できる時間をつくる
・家庭内コアタイム*(18-21時)に家にいる
 *家庭内コアタイム:子どものお風呂、ごはん、寝かしつけをする時間

妻が考える妻の息抜き
・外出する(美容院にいく、映画をみる、1泊2日の旅行)

お子さんの年齢により息抜きの程度に差があると思いますが、ここは夫・妻側ともに目線があっているようです。夫のみなさんも色々と考えてくれていて、パートナーの方々も喜んでいると思います♡
コロナにより在宅勤務が長期化しているため、子供が帰宅したら父親がいる風景が日常になり、以前よりも父親と子供たちとの距離が近くなったという素敵なお話もありました。

夫チーム・妻チームに分かれて妻のKSFを検討
次に、ブレイクアウトで夫、妻の2つに分かれて妻のKSFの検討や感想をシェア。仮面座談会ということもあり、両チーム大いに盛り上がりあがりました!
私が参加した妻チームでは、グロービスに入学し、夫との家事分担の割合が変化(減少)したことで、夫が妻の様に細かなところに気が付くようになったご家庭もありました。(夫の妻化!)
ブレイクアウトの後は、各チームから妻のKSFを発表してもらいました。

<夫の考える妻のKSF>
 自分が稼ぐこと
 家事を率先すること
 サプライズをすること
 愛していると伝える 

<妻が考える妻のKSF>
 感謝の気持ちを言葉で伝える
 建設的に意見を伝える
 育児=母親という概念を外していく

夫側は、家庭や妻への貢献度を高める項目があがっている一方で、妻側は、コミュニケーションに関する項目をあげていました。異性の気持ちを汲み取ることはやはり難しいですね。
KSFがずれていると、色々と実践していても地雷を踏んでしまう可能性もありますので、みなさんもご注意ください! 
妻も夫のKSFを考えてみる機会があると面白いなと思いました。

最後に、夫婦関係を良好に保つためのコミュニケーションとして、今後の取り組みや現在実践されている方法を登壇者の方にご紹介いただきました。

・スケジュールを可視化して伝える
・今日の出来事などを話す時間をとる
・相手の要望を聞いてみる
・当たり前のことにも感謝の気持ちを伝える
・妻のリフレッシュタイムを作る(食事にでかける など)
・結婚した頃の気持ちを忘れない

いつまでもお互いに感謝の気持ちを伝えることで良好な関係性を保っていきたいですね。
初の仮面座談会にご参加いただいたみなさん、どうもありがとうございました!

<記念撮影>

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