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難病の方専門の就労移行支援事業所「ベネファイ」で発表会を開催

こんにちは。ゼネラルパートナーズです。

先日、ゼネラルパートナーズが運営する難病の方専門の就労移行支援事業所「ベネファイ」では、企業様向けの発表会を開催しました。コロナ禍に配慮しオンライン開催です。

ベネファイ2

▲司会は「ベネファイ」施設長の染野あゆみ

難病患者さんの多くは、障害者手帳の取得がとても難しく、実際に難病患者さんの手帳取得率は約28%(※)と低く、障害者雇用枠のような企業の雇用義務もないため、難病の方の雇用が進んでいない現状があります。※参考:平成30年度東京都福祉保健基礎調査「障害者の生活実態」報告書

今回の発表会では、難病を抱えながら働いている人がいることや働くために努力している人がいることを知っていただくことを目的に、難病を抱える3人の利用者さんから自身の症状や日常で配慮してほしい点などそれぞれの抱える病気についての具体的なお話もありました。

ベネファイ草刈さん

▲利用者さんが発表で使用した資料

質疑応答では、参加者の皆様から「働く目的は何か」「どのような働き方を希望するか」「ストレスはどのように対処しているか」などのご質問をいただきました。利用者さんのひとりは、生活リズムの乱れが体調の悪化につながるので睡眠時間をしっかりとり、休みの日も計画を立てることで無理をしないようにしているそうです。
3人とも病気とうまく付き合いながら生きていけるよう工夫されているようでした。

■染野あゆみ施設長のコメント
利用者の皆様も、自分自身の体調を整え働き続けるために、たくさんの努力をしています。しかし、自身の努力だけでは解決しようのないこともあり、少しの配慮をいただければ働ける方もたくさんいます。
今回、障害者手帳を取ることができないため障害者雇用枠を選択することができず、かといってご経歴や病状から病気を開示せずに働くことが難しい人の可能性をなんとか広げていきたいと考え、今回のイベントを企画しました。
今後も企画いたしますので、少しでも興味がある方にはぜひご参加いただけると嬉しいです。

こちらの発表会は、定期的に開催しておりますので、次回の日程が決まり次第お知らせいたします。障害者手帳を取ることができない方の発表会に参加する企業はまだまだ少なく、難病という病気を知らない方にも知っていただく機会になればうれしいです。






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