会社への満足度に関するアンケート調査
こんにちは。ゼネラルパートナーズです。
今回は、「会社への満足度に関するアンケート調査」をお届けします。
障がい者雇用に取り組む企業に会社への満足度に関するアンケート調査とって、採用した障がい者が活躍できる状況を作り、長期的に雇用していくことは大きな課題となっています。
そこで、障がい者の仕事上の悩みや不安に関する実態を知るため、意識調査を行ないました。
対象者:20~60代の就業経験者
実施方法:インターネット調査
アンケート期間:2014/10/15~2014/10/21(有効回答者数:103名)
【質問1】現職または前職に対する総合的な満足度を教えてください
【質問2】現職または前職について、満足している項目を教えてください
<障がい別>
《その他回答》
・仕事のやりがい(40代・男性)
・採用が早かった(50代・男性)
【質問3】現職または前職について、不満に感じている項目を教えてください
<障がい別>
《その他回答》
・ワンマン体制(40代・男性)
【質問4】もし次に就職または転職をする場合、企業を選ぶうえで重視する項目を教えてください
<障がい別>
《その他回答》
・違法行為はしないこと(40代・男性)
まとめ
会社に対して「満足している」と回答した方が44%いる一方で、「満足していない」と回答した方は56%と過半数を占めました。また、「まったく満足していない」と回答した方も22%いることから、5人に1人は会社に対して強い不満を抱いていることが分かりました。
会社ついて満足している点を質問したところ、「仕事内容」「勤務地」という回答が多くなりました。障がい別の内訳をみると、身体障がい者では「仕事内容」への満足度が、精神障がい者では「勤務地」への満足度がより高くなっています。このことから、精神障がい者のほうが、より身体へ負担をかけずに働きたいという思いが強いようです。
また、不満に感じている点に関する質問では、「給与」という回答が最も多くなりました。障がい別の内訳をみると、身体障がい者において、給与への不満がより強くなっています。
就職・転職をするうえで重視する項目については、「障がいへの配慮」「給与」「仕事内容」という回答が多くなりました。このうち、身体障がい者では「仕事内容」や「給与」を重視する傾向がありそうです。一方、精神障がい者では「仕事内容」や「給与」よりも、「障がいへの配慮」を重視する傾向が見られました。このように、障がいによって重視する項目に違いがあるということを、障がい者雇用を行なううえでは理解する必要があると考えます。
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