探求 第2章(できません編(3))
6個のケーキがちょうど収まる箱を考えよう。
その箱にケーキを詰めていくと、なぜか1個どうしても収まらない。このとき人は、「箱のサイズを間違えた(小さすぎた)」といい、作り直すだろう。
ここでこれまでの「6個」という言葉の使い方は実は間違いで、この状態(「5個」のケーキが箱に収まっている)が実は「ケーキが6個」というのであり、だから今、6個はぴったり収まっている、などとは言わない。
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もしもこれを許容するなら、「1個余る」「ぴったり収まる」といった語の理解を