世界一遅いクラフトビールレビュー "湯あがりペールエール／別府ブルワリー"
すぐ酔っぱらう癖にビールは好きという困った体質の私が、訪れた土地で出会ったクラフトビールをゆるゆるにレビューするという記事を始めようと思います。しかも、買ったり飲んだりしたのが結構前…という、ブルワリーによっては、「えっ！！？？製造中止したビールを紹介したのかい！！？？」なんて言われそうで戦々恐々としているのですが、まぁ、悪いようには書きませんし、私の口に合わなかったビールは書きませんので、そこんところ、ご容赦くだせぇ。
そうそう欲しかったんですよ。なんてたって、風呂上がりにはやっぱりビールですってんで。
ところは、「おんせん県♨」と名乗り、北関東とひと悶着あったとかなかったとか、どのように手打ちをしたかはそれこそ過去の話でございますが、おんせん県・大分には、風呂上がりに一杯クーっとさっばりできるビールを作る地元のビールメーカー、すなわちクラフトビールメーカーがちょっと前までそんなに数はありませんで、久住と湯布院くらいだったと覚えています。おんせん県の大黒柱である別府市になかったのが不思議なくらい。
そんな別府市に、2022年12月、別府駅から徒歩1分の場所に産声を上げたのが、別府ブルワリー／BEPPU BREWERYでございます。ここ、ビアバーとしてビールを飲ませるだけでも、ショップとしてビールを販売するだけでもなく、醸造所が別府駅の駅前にできたもんですから、出身者としては大興奮ですよ。近くで中華そばをひっかけてから、腹ごなしに散歩して、ちょいと2杯ばかり飲んで、4本ばかり買って、家で楽しませて頂きました。
BEPPU BREWERYの話も早々にビールの紹介を始めるのは、ここのビールで紹介したいビールは1種類だけじゃないからなんですね。新進気鋭の醸造所からは、ポテンシャルの高い、生きのいい若手が生まれてくるもんでして。
おんせん県♨の大人向け湯あがりサポータードリンクに勝手に任命
私が訪れた際に飲んだ1杯に湯あがりペールエールという名のエールビールがありました。これが、一口目にガツンと深い苦みが来た後、二口目からは爽やかな苦みに変わっていくという、喉が渇いた大人たちにはたまらない一杯でして、ブルワリーのWebから引用されたであろうレビューサイトにも…
"ピルスナーモルトで醸したペールエール。のどごし軽くすっきりと仕上げ、爽やかな苦みと軽いボディが湯上がりにぴったりなエールです。"
との記載があります。そう。お分かりの方々も多いでしょう。敵か味方か、ごくごく飲めちゃう系のビールです。ただね、いいと思うんです。温泉地って、まぁ、お住いの方もいらっしゃるとは思いますが、非日常空間だと思います。大部分の人々にとっては、ということで、ここはひとつごくごく飲めちゃう系ビールもお許しくださいませ。
ご注意いただきたいのは、私がこのビールを飲んだのはもう1年近く前でして、いや、半年かな？というレベルで覚えておらず、つい先日BEPPU BREWERYのWEBサイトを見たら、同じラベルデザインのビールが「湯あがりピルス／YUAGARI PILS」に変わっておりましたので、ご報告申し上げます。
🍺湯あがりピルス／YUAGARI PILS
アルコール 4.5%
"誰もが湯あがりに飲みたいと思えるようなピルスナー。火照ったカラダにドライ・クリスプで、軽いけど物足りなさを感じさせないボディーと苦み。"
🍴別府ブルワリー／BEPPU BREWERY
住所 大分県別府市駅前町 13-8 [ Google Map ]
TEL 0977-75-8957
定休日 火曜日
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