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仕事中、無意味に立ち上がる(禁煙2日目)

禁煙2日目、むらむらと立ち上る喫煙欲を振り払うため、今夜は7kmをゆっくりとジョギングした。我ながら(単純という意味で)いい性格だと思うのが、生活に変化をつけたことで生まれた、体の微妙な変化に喜びを感じられる。たかだか禁煙2日目だが、ジョギングしても、咳は出ないし、痰が絡むこともない。呼吸が楽になっている。

4月も間近になれば、三寒四温で東京も暖かくなってきた。夜でも半袖にシャカシャカ素材のジャケットを羽織れば、それなりに寒くない。じんわりと汗ばんでくる。まだまだ花冷えする日はあれど、春の陽気に誘われた虫のように、白髪のご老人もちらほらと見かける。歩きたいよね?うん、やっぱり春は朝でも昼でも夜でも外を歩きたい。気持ちがいい。ついついにやついてしまう。

家で仕事をしていると、吸いたい気持ちが1時間に1回顔をのぞかせる。在宅ワークなど誰も見ていない。吸ったとしても俺しか知らない。家から煙草を売っている商店までは歩いて3分。往復10分で1本は吸える。走れば、5分だ。でも、なぜか吸おうとはおもわない。なぜだろう?吸いたくない。理由は明確にはないが、吸いたくない。あれだな、意地だな。1日1日抗おうと思う。

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