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「協働のまちづくり」や「ムトスの精神」を次世代に引き継ぐ ――「わがまちの憲法」を振り返る地域づくりシンポジウムを開催 ――長野県飯田市
長野県飯田市で2024年7月28日、「わがまちの憲法(飯田市自治基本条例)」を振り返る地域づくりシンポジウムが開かれた。同条例は2006年9月に制定(2007年4月施行)。自治基本条例の理念である「協働のまちづくり」や「ムトスの精神」を次の世代に引き継いでいくことがねらいだ。参加者は条例制定の背景や過程を振り返るとともに条例の活かし方などを共に考えた。 三者共催で実施 シンポジウムは飯田市まちづくり委員会連絡会議、飯田市議会、飯田市の三者による共催。会場は同市内の「エス
「『地方議会からの政策サイクル』と成熟度評価モデル~その現在・過去・ミライ」をテーマに、「政策サイクル推進地方議会フォーラム」公開セミナーを開催――(公財)日本生産性本部
(公財)日本生産性本部は2024年5月25日、都内の全国町村会館内で「『地方議会からの政策サイクル』と成熟度評価モデル~その現在・過去・ミライ」をテーマに、「政策サイクル推進地方議会フォーラム」公開セミナー(報告会)を開催した。公開セミナーでは、地方議会成熟度評価モデルの実装化に取り組む3つの議会の議員が実践報告し、その成果や課題の共有化を図った。議会からの政策サイクルに伴走する議会(事務)局のあり方についても活発な議論が繰り広げられた。 「地方議会フォーラム」への積極的な
【寄稿】「政策の核心をつかむ 明日の論点」議会事務局を自治体の人気職場に!――公益財団法人日本生産性本部上席研究員 千葉茂明
第一法規の議員NAVI(議員のためのウェブマガジン)の「政策の核心をつかむ 明日の論点」というコーナーに「議会事務局を自治体の人気職場に!」と題した記事を掲載してもらった(2024.04.25号、転載許諾済み)。 もう四半世紀以上前のことだが、たまたま議会事務局職員の研修会を取材した。そこで強烈な違和感を覚えたことが自治体議会を取材するきっかけになった。議会事務局(職員)に対する思い(というか願い)を綴ってみた。 https://gnv-jg.d1-law.com/ar
「ミライの議員・議会のために~住民福祉の向上と地方議会の政策サイクル」をテーマに、「政策サイクル推進地方議会フォーラム」公開セミナーを開催――(公財)日本生産性本部
(公財)日本生産性本部は2024年2月4日、都内の全国町村会館内で「ミライの議員・議会のために~住民福祉の向上と地方議会の政策サイクル」をテーマに、「政策サイクル推進地方議会フォーラム」公開セミナーを開催した。公開セミナーでは、ミライの地方議員・議会の姿を展望しつつ、議員のなり手とも密接に関わるコミュニティのあり方、議会とコミュニティの関係などを議論。人口減少が本格化する中、地方議会では政策サイクルを回し、住民福祉の向上につなげていく必要性などが強調された。 ミライの議員・
議会がどのように存在意義を発揮していくか――広島・安芸高田市で、「どうする?2元代表制の中での議会の役割」をテーマにフォーラムを開催(輝け議会!対話による地方議会活性化フォーラム)
九州の地方議会議員や市民などで構成している「輝け議会!対話による地方議会活性化フォーラム」(代表=盛泰子・佐賀県伊万里市議)は2023年10月28日、広島・安芸高田市内で「どうする?2元代表制の中での議会の役割」をテーマにフォーラムを開催した。2020年の石丸伸二市長の就任以来、市長と議会の対立が目立つ安芸高田市。フォーラムには市内外から約70人の地方議員らが参加し、改めて議会の役割、存在意義を考えるフォーラムとなった。 ■住民を巻き込み政策競争を フォーラムはローカ