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データ分析の力 因果関係に迫る思考法

因果関係と相関関係の違いから始まるデータ分析の入門書

現代はツイッターやラインで簡単に情報が受け取れるようになった。しかしその全てが正しいわけではない。公式マークがついたアカウントが発した情報さえも正確性にかける場合がある。私たちはそんな情報をみんなが拡散してるからといった理由でいとも簡単に信じてしまう。

本書はデータ分析の手法であるRCTや自然実験、RDデザインなどの仕組みを説明する過程で因果関係を見出す難しさやデータ分析の緻密さなどを学んでいく。データ分析をする際、他の要因が関係していないか、調査対象に偏りがないか、非連続性なデータではないか などを注意することの重要性に気がつくはずである。もちろん他者のデータ分析にも敏感になるだろう。

情報を精査するという観点では本書と合わせて「知的複眼思考法」を読むとさらにデータに強くなるだろう。


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