【詩】かけがえのない

友としゃべっていた
だらだらと
おれは少し呑んでいた
友も呑んでいた

しゃべっていた
電話で
だらだらと
いろいろなことを

どのくらいしゃべっていた
いつまでも
しゃべっていられるかと思った

まだまだ
だらだらしゃべっていようと思った

おれは少し酔っていた
友も酔っていた
いつものことだ

話が途切れる
どうやら
友は眠ったようだ

おれは
まだ起きている

眠るまで
話す友
かけがえのない

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テツ【勝手な事務所】
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