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【勝手な税理士勉強日記】 '24.6.26

今日の勉強内容:財務諸表の基礎と簿記の基本

はじめに

今日も簿記3級の勉強を30分間行いました。今回は、財務諸表の基礎と簿記の基本について学びました。初めての概念で少し難しく感じる部分もありましたが、具体的な例を使って理解を深めました。

財務諸表の基礎

財務諸表は、企業のお金の動きを記録し、企業の財政状態や経営成績を示すための重要な資料です。主な財務諸表には、貸借対照表(バランスシート)と損益計算書(P/L)があります。

貸借対照表(バランスシート)

貸借対照表は、ある時点における企業の財政状態を示します。具体的には、以下の3つの要素で構成されています。

  • 資産(Assets):企業が保有する価値のあるもの。例として、現金、預金、売掛金、在庫、土地、建物などがあります。

  • 負債(Liabilities):企業が他人に対して負っている義務。例として、買掛金、借入金、未払金などがあります。

  • 純資産(Equity):資産から負債を差し引いた残りの部分。企業の自己資本とも言えます。例として、資本金、利益剰余金などがあります。

損益計算書(P/L)

損益計算書は、一定期間における企業の経営成績を示します。具体的には、以下の2つの要素で構成されています。

  • 収益(Revenue):企業が得た収入。例として、売上、受取利息などがあります。

  • 費用(Expenses):企業が支払ったコスト。例として、売上原価、給与、広告費などがあります。

具体的な例で学ぶ

今回の勉強では、具体的な取引を通じて財務諸表への反映を学びました。

取引例1:商品を現金で購入

企業が現金で商品を5,000円購入しました。この取引を記録するために、商品が増える(資産の増加)、現金が減る(資産の減少)という仕訳を行います。

  • 借方(デビット):商品 5,000円

  • 貸方(クレジット):現金 5,000円

取引例2:商品を売掛で販売

企業が商品を7,000円で売掛けにして販売しました。この取引では、売掛金が増える(資産の増加)、売上が増える(収益の増加)という仕訳を行います。

  • 借方(デビット):売掛金 7,000円

  • 貸方(クレジット):売上 7,000円

財務諸表に反映する

上記の取引を通じて、貸借対照表と損益計算書にどのように反映されるかを学びました。

  • 貸借対照表:資産として商品や売掛金の増加、現金の減少が記録されます。負債がない場合、純資産は資産の合計から負債の合計を引いた金額になります。

  • 損益計算書:売上の収益が記録され、売上原価やその他の費用が引かれて純利益が計算されます。

まとめ

今日の勉強では、簿記が企業のお金の動きを記録する「お金の日記」であることを学びました。仕訳帳に取引を記録し、それを基に財務諸表を作成することで、企業の財政状態や経営成績を把握できます。今回の学びを基に、今後も継続的に理解を深めていきたいと思います。引き続き、簿記3級の合格を目指して頑張ります!

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