【詩】のうのう

単なる強がりでできている
僕という存在

半ば投げやりに

ふと宣言したくなった
でもやめた
宣言すると僕はやらなくなる人間だから

朝が遅くなった
それでも許される暮らし

僕はのうのうと暮らす

テレビが騒ぐ
その考えはNO NO
お引き取りください

僕は好きなようにやるさ
朝も
昼も
夜も

自分で自分につけた鎖を
ときどき外しながら

ひっそりと
ひっそりとでいい

自分の世界を
世界に放つ

そしてまた僕は知るだろう
自分の無力と効力を

とにかくまだ道は続いている

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