【朝の詩】 ガラケー

今日は携帯電話のショップに行く

母のスマホが壊れた
そして
母は
ガラケーの方が使いやすかった
と言う

もう
母も高齢だ
好きなようにさせてやりたい

ウチ
という
ガラパゴスで
母は過ごす
もちろん僕も

スマホ
という
パソコンには
母は馴染めなかったようだ
もう連絡する人も限られている

連絡先は
僕が手入力すれば
事足りるほどだ

ガラケーの新品を
本当に手に入れられるだろうか

ガラケー入荷しました

そう看板に書いてある店に
とにかく
行ってみよう

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