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曲を仕上げるまでの効率的なプラクティス法

音は連続の中で記憶している。
曲の練習をしていて、途中間違える。
間違えたちょい手前から弾こうとしてもできない。
最初から、音の連続として記憶しているから、途中から始めることができない。
音の記憶としてはあって、どこからというところは頭の中には残っているが、それを指に指示を与えることができない。

途中から始めるには、譜面のガイドが必要。
ピアノ教室の場面で、先生は「ここから弾いてみて」
といって、譜面上のある小節を指定する。
譜面の音符をきっかけに、生徒は、指定のポイントから音楽の再開が可能となる。

譜面からピアノの鍵盤をたたくことへの変換が即座にできるように神経系が出来上がっている人は、指示に従ってすぐに再開できるが、
そうでない場合は、音符を見ながら音を探り、記憶の音とマッチングすることから始める。

暗譜していた曲を途中から弾こうとなると連続としての記憶ではなく、絶対的な記憶が要る。前の音との差分で記憶していてはダメなんだ。

暗譜していたとしても、先生が隣で見てくれていない場合は、練習が足りない場所を繰り返し練習するには、譜面を目で追いながら弾くことが必要である。
こちらの方が、つまずく度に曲の頭から繰り返すよりは、効率的である。



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