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8.借り入れ対処法

前回から、少し時間が空いてしまいました。

それでは、借り入れ対処法について伝えていきます。

まず、収支を把握するとお伝えしました。
上手くいっていないと思われる時には
この収支を見たくない、見ない場合も多いので
そもそも把握していない人も多いと思います。

ただこの間に、状況は悪くなっている場合が多いですね。

まぁ見ようが見ないが現実は変わりませんので
見た方がいいです。
現状把握は必要になりますね。

マイナスが小さければ、余分に働いて
余剰を作り出すなどの対処ができます。
これは以前お伝えしています。

問題は、マイナスが大きい場合ですね。

借入金の対処は、それほど多くありません。

1.新たに借り入れを行う

2.借り入れを整理する

これだけです。

新たに金融機関から借り入れを行うといっても
信用(余力)がなければ、新たな借り入れは出来ませんね。

では、親族、友人となるのでしょうか?
それで返せなくなった場合はどうするか?

最悪、金融機関は返せなくなっても
その会社がなくなるなどの事はありません。

家族、友人であれば
返せなくなった場合、大きな迷惑
迷惑どころではなく、相手の損害に
なることは容易に想像出来ます。

借り入れが出来なくなると
金融機関から融資を受けられなくなるため
流れとして、家族や友人ということになりますね。

家族であれば、支援という形もありますし
家族との関係性、その家の経済力もあります。
これもケースバイケースになりますね。

友人であれば、問題になりやすいので
もっとも避けるべきことであると思います。
お金の貸し借りをして、友人関係を維持する事も
難しいことであると思います。

結局負債が少額であれば、自力でなんとか出来ますが
大きくなってくると対処は出来なくなります。

対処が出来なくなる、これを受け入れる事です。

しかし、ほとんどの人は負債が
大きくなって身動き出来なくなってから悩みます。

それまでは「何とかなる」「何とかする」「何とか出来る」
と考えます、これは普通ですよ、至って普通です。
私もそう思っていた一人です。

しかし、何とかなる時点はとっくに過ぎている場合がほとんどです。

借金を整理する方法も、いくつかあります。

自己破産や任意整理が、代表的だと思います。
この記事は、主に飲食店などを経営している方向けに書いています。

個人の自己破産ではなく、経営者の自己破産は
個人よりも手間も費用もかかります。
ハードルが高いです。

個人でも、経営者でも自己破産を弁護士に依頼すると
当然費用は発生します。

自己破産して、事業の継続も難しいです。

例えば、飲食店を経営していて
負債が多く、支払いが出来なくなった場合に
自己破産しても、その後取引してもらえる事は
ないでしょう、業者間のつながりもあるので
業者を変えて再開も難しい事です。

仕入れ先などに、自己破産で負債を免除されたとしても
仕入れ先は、被害の直撃を受けるので
金融機関よりも、仕入れ先の方がダメージは大きいので
感情的にもなります。

そうなると、自己破産する手間や費用の負担もあり
仕入れ先や従業員にも迷惑をかけて
さらに自分も苦しくなります。

では、それ以外の借金整理法はないのでしょうか?

実はあります、それを次回以降お伝えしていきます。



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