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過去、現在、未来
「子供叱るな来た道じゃ 年寄り笑うな行く道じゃ」
うんうん、そうだよな。
と、思ったのが20代の頃。
今は親となり、若者とも、老人とも言えない年齢になった。
そうすると、子供は叱るし、年寄は笑う(というより、自分もこうなるのかなぁと、不安に感じる)
もちろん、頭ではわかっている。子供の姿は過去の自分。実際自分も同じようなことをしてきた。
お年寄りの姿は未来の自分。というより、少し走っただけで息が切れたり、夜に細かい字が読みにくくなったり、雨の日に階段を登ると膝が痛くなったり。今の自分も少し前の自分に比べれば充分老人だ。
同じ言葉でも、今の方がぐっと身につまされる。それは、自分の心の景色が変わってきたからだろう。
来た道じゃ。と思いながらこれからも、子供は叱るのだろう。けれども、自分はこんな風ではなかったのに。とは、思わないようにしたい。
子供の姿はいつかの自分。いつかの自分が、そのままではいけないと、わかっているから叱るのだと、思いたい。そして、嘲笑されない年寄りになれるような生き方をしたいものだ。
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