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県職員再任用試験のための小論文

今回使った型は
1.引用
2.判断・根拠(経験)
3.抱負(今後どのように振る舞うか)

設定は〇〇県再任用職員募集。
資料付き設問応答型600字小論文の提出が求められた。
資料は心理的安全性に関するものである。

以下、応募要領から引用。
「再任用される職位は,原則として,係長級のスタッフ職であり,従事する業務はその職位に応じたものとなることから,パソコン操作などの事務的な業務も当然行わなければならず,担当リーダーをはじめとする上司による職務上の指示・命令に従う必要があることを十分認識していただく必要があります」

応募者は61歳の男性。県職歴40年。〇〇部の部長を5年務めた。去年退職。

作成した600字小論文

(1.資料文からの引用)
筆者はいう。「メンバーが自分らしく生き生きと働き、組織の生産性を上げ成果を出すためには、職場の心理的安全性が必要だという認識が広がってきています。」

(2.判断・根拠(経験)) 
このような認識はもっともである。私は〇島県の職員として40年勤務した。そして退職前5年間未来〇〇部の部長を務めた。当時「心理的安全性」という概念は無かった。しかし、部長に就いてから、メンバーが「自分らしくいる」ように、自分の考えや意見を自由に表現できる風土づくりを意識した。具体的にはメンバーが問題解決の相談にきたときは、すぐにアドバイスせずいろいろ質問しメンバーから答えを引き出すよう工夫した。その結果メンバーからの提案は増加し、提案の質も向上した。

(3.抱負(今後どのように振る舞うか)) 
再任用されたら、一兵卒としてチームに加わりたい。そしてこれまで培ってきた経験と知識を活かしつつ、上司と相談しながら心理的安全性が担保できる職場づくりに貢献していきたい。具体的方策は2点ある。1つ目は「3分間まじめな雑談」制度の導入である。「なんでも聞いてください」という人は大勢いるがなかなか聞きにくいのが実情である。ちょっとしたことをちょっと聞ける職場の雰囲気を醸成したい。2つ目はブレーンストーミングの活用である。アイデアを批判しない、自由にアイデアを出すというその原則を意識することで、自分らしさを磨き、健全な対立を受け入れる体質をつくることができるのである。

                             以上

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