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スコップひとつで動き出す/地中をめぐる水講座

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体の中を血がめぐっているように、土の中にも水や空気の動きがあります。動きがとどこおっていたり、逆に速すぎると、ぬかるみやぐずぐず、がけ崩れの原因になります。根本的に解決するには、… もっと読む
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#土中環境

スコップひとつで動き出す/地中をめぐる水講座 はじめに

庭先のグズグズが気になる。家の水はけをよくしたい。風通しのいい家にしたい。そんなとき、ま…

Megumi Goto
11か月前
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水脈はあたたかい

先日、東京では雪が降りました。ここ青梅では最大で10センチメートル程度でした。 駐車場/地…

Megumi Goto
4か月前
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水脈を教えてくれるもの(冬)

暖冬とはいえ、冬らしい寒い日が増えてきました。 氷点下になるこんな季節は、地中の水脈を見…

Megumi Goto
5か月前
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土中環境を「うんち」にたとえてみた

土中の水と空気の動き。うんちにたとえるとわかりやすいのかも! 体の中で起こることと水の関…

Megumi Goto
8か月前
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草の勢いを弱めるには

これからの季節は、草が生えていたほうが、断然、涼しい。草の勢いをおさえて、お互いに気持ち…

Megumi Goto
1年前
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溝で浸透しやすい形状にする

雨どいがあるものの、水が停滞しやすい雨落ち付近で水が浸みこみやすくなるように作業した。 …

Megumi Goto
1年前
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土中の水と空気の動きを考えた、山が元気になる道づくり

土の中の水と空気の動きを考えた道づくり。めぐる水講座、今回は秩父の山林で出張講習をしてきました。場所は埼玉県秩父市にある「オリコの森」。森の中を快適に移動できるように、歩くための道。森に人が入るほど山が元気になる。そんな道づくりを目指します。 どこに道を作るのか。まずは場所の見極めから。 山を観察していきます。 基本的には棚状になってるところを選びます。だいたいそこはケモノ道(動物がよく通る道)があります。 反対に道を作らないほうがいいのが、水脈(水が多く地中を流れてい

水を走らせない。大木の役割について考える。

毎月第3木曜日に定期開催している御岳でのめぐる水講座。 今回は斜面に生えていた木を切ってし…

Megumi Goto
1年前
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京都の有名庭園。土中の空気と水の動きで見てみた。

「そうだ、京都へ行こう。」 友人と、外国人観光客が来る前に京都へ行きたいよね。 なんて話…

Megumi Goto
1年前
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スコップひとつで動き出す/土中をめぐる水講座 第5章-3 溝

水の動きで大事なのが、 留まらせない、走らせない。 ゆっくりと動かし続けたいのです。 その…

Megumi Goto
2年前
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土中の水と空気を循環させる。

雨で平日開催となって、念願だった高田宏臣さんのWSに参加できた。 いつも人気で、あっという…

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Megumi Goto
3年前
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「スコップひとつで動き出す、めぐる水講座」はじめに

リバーカヤックをはじめて30年あまりになる。 山と川の関係は、なんとなく感じていた。 山の健…

Megumi Goto
2年前
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