見出し画像

【カードゲーム】長期保管オススメ! 高騰するカードの特徴8選

画像1


こんにちは、「世界一簡単なカードゲーム販売の教科書」著者、後藤寛です。

遊戯王・デュエマ・ポケモンカード(ポケカ)・MTGなど、カードゲームの高騰が止まりません。

 

登場から20年以上が経過し、カードゲームが「子供のおもちゃ」から「ブランド価値のある遊び」「遊べる美術品・芸術品」として生まれ変わろうとしています。

 

ただすべてのカードが平等に価値が上がるわけではなく、数百万円単位から数百円程度しか上がらないカードまで様々です。

 

今回は特定のカードではなく、
こういうタイプのカードが高騰しやすい
という特徴をお伝えします。


限定カード

漆駆-768x1135


・大会入賞商品
・限定、抽選プレゼント
・封入率の著しく低いカード

 

上記のような一部の人しか手に入れられない限定レアカードは価値が上がりやすいです。

 

コレクターは「すべてのカードをコンプリートしたい」という欲求を大なり小なり持っています。

 

カードゲームの中には世界に1枚しかないカードも存在しており、持っている人はコレクターから垂涎の目で見られることになります。

 

世界に1枚だけのカードを所持できるのは当然一人だけなので、価値も天井知らずで上がっていきます。

 

遊戯王の「アジアチャンピオンシップ2001」 の優勝賞品の「青眼の究極龍」は、参考価格で5000万円以上の価値がついています。

 

参考URL

 

希少性が高いほど価値も上がりますし、時間が経てばより高騰していきます。

 

数千万円クラスのカードの購入は難しいですが、新しい物なら数万~数十万円くらいの限定カードも多いので、長期保管目的ならそちらが手に入れやすいです。

 

高レアリティカード

アルティメット

市販のBOXであっても、手に入りにくい高レアリティのカードなら高騰しやすいです。

 

近年遊戯王初期のアルティメットレア(レリーフ)カードの価値が高騰を続けており、画像の「青眼の白龍」は買取で9万円以上の値が付いています。


初期のレリーフは封入率が低く、なかなか手に入らないカードでした。

 

また子供のプレイヤーが中心のため、完美品レベルのカードは多く残っていない事も高騰の理由です。

 

子供の頃のカードを大事にとっている人は、押し入れを探してみても面白いと思います^^

 

可愛い女性イラスト

画像4

きれいなイラストや女性イラストのカードは誰でも欲しいものです。 

そのため、イラストアドの高いカードは軒並み価値が上がっています。

 

画像の「I:Pマスカレーナ」は、先月発売された「プリズマティックアートコレクションボックス」で初日から8万円台、翌日には12万円超えの高騰で話題になりました。

 

遊戯王PRISMATIC ART COLLECTION BOX(プリズマティックアートコレクション)高額プリシク上位6選

 

他にも「灰流うらら」「霊使いシリーズ」「蟲惑魔シリーズ」など、女性イラストのカードは多いので今後の新カードにも要チェックです。

 

原作で活躍したカード

画像5

カードゲームはMTGなど一部を除き、アニメや漫画でメディアミックスを行います。

 

原作やアニメで活躍したカードを見てカードゲームを始めた人も多く、思い入れも強いです。

 

そのため原作で活躍したカードは時間が経つと価値が上がりやすい傾向があります。

 

なぜ「時間が経つと」なのかというと、アニメで活躍したカードは多くの人が使えるようにレアリティを下げたり何度も再版するためです。

 

そしてアニメが終了すると再版の流れは落ち着き、数年後に当時のプレイヤーが復帰したり集めたりするときに高騰し始めます。

 

初期カード

遊戯王 山

近年盛り上がりつつあるのが、カードゲーム黎明期の初期カードたちです。

 

【遊戯王】初期カードの価値がグングン上がっています

 


最初は「ブラック・マジシャン」や「青眼の白龍」などの原作人気カードが中心だったのですが、最近は初期のレアカードや原作・アニメで活躍したカードも軒並み高騰しています。

 

私が以前のブログで「山」を紹介したときは1000円で取引されていたのですが、現在買取で8000円になっています。

 

【遊戯王】初期カードの価値がグングン上がっています

 

注意点として、ツイッターで紹介した買取額は完全美品の場合です。

 

初期カードは美品で残っている事の方が珍しいので、大切に保管していた人にとっては嬉しいボーナスです。

 

遊戯王だけではなく、最近はデュエマでも初期カード需要が上がっています。



コラボカード

画像7

カードゲームではほかの作品とのコラボを行うことがあります。

(見出し画像はデュエマがMTGとコラボした時のカードです)

 

コラボカードは遊戯王では非常に珍しく、自社コラボ以外だと以下の例があるくらいです。

 

・「ナナナ」(テレビ東京)
・「ポテト&チップス」「魂の開封」「農園からの配送」(カルビー)
・「青眼の究極竜」「光をもたらすものルシファー」(XFLAG)

 

コラボに積極的なのはデュエマで、「ブラック・ボックス・パック」とう闇鍋的なパックではここでは書ききれないほどのコラボカードが存在します。

(いくつかの商品例は「関連商品一覧」に載せておきます)

 

こうしたコラボカードはライセンスの関係で再版されることがほとんどありません。

されてもイラストが変わってしまうので、コラボカードの価値は下がりません。

 

カードの人気+コラボ先の人気が加わり、後々価値が上がりやすいです。

 

余談ですがデュエマとMTGがコラボしたカードの「ニコル・ボーラス」は効果が強く、2021年時点で1万円前後の価値がついています。


エラーカード

遊戯王-エラーカード-サクリファイス

エラーカードはその名の通り、印刷ミス等で通常とは違うつくりになったカードです。

 

・文字が枠から外れている
・イラストが枠から外れている
・光り方が違う
・テキストが間違っている

 

身もふたもない言い方をすれば不良品なのですが、オンリーワンの魅力があるため価値が高まっています。

 

エラーカードの価値はカードゲームに限らず、通貨や切手などでも起こっているので理解しやすいと思います。

 

本来価値のないカードでも、エラーカードだと途端に価値が上がる事もあるので手持ちのカードをチェックしたほうがいいです。

  

5つ目(遊戯王のみ)

画像9

引用元

これは遊戯王に限った話で、かなり特殊な例です。

 

遊戯王カードの右下に偽造防止用シールが貼られおり、千年パズルの目が描かれています。

 

偽造防止用のシールは大きな1枚の紙を裁断して張っているため、微妙にこの目の位置が異なります。

 

五つ目とは目のマークが中央にあり、ちょうどダイスの「5」のように目が並んだ状態です。

 

この五つ目の美しさがコレクターの間で注目され、同じカードであっても五つ目のカードはさらに高値で取引されています。

 

このこだわりはまさにコレクターの極致で、カードゲームもいよいよ美術品レベルの注目度になったのだと感じました。

 

最後に

・価値が上がるカードには共通の特徴がある
・特徴を複数満たすカードは価値が上がりやすい

 

いかがでしたか?

 

今回した特徴を一つでも持つ場合、価値が上がりやすいです。

当然複数の特徴を持つカードはさらに高騰しやすいです。

 

全てのカードが当てはまるわけではないですが、一つの目安として覚えておいてください。

 

あわせて読みたい記事一覧


今回紹介した商品一覧

公式ブログで紹介しています。


【PR】カードゲームで稼ぐための書籍を販売しています

画像10


2020年3月にセルバ出版より、カードゲーム販売に特化した書籍を出版しました。

 

世界一簡単なカードゲーム販売の教科書

  

・輸入
・輸出
・国内販売
・転売&せどり
・卸販売
・自社ECサイト
・投資

 

上記のすべてを カードゲーム販売で行るため、初心者から上級者まで始めやすく極めやすい理想的なビジネスです。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?