自分の機嫌は自分でとるのに必要なこと
管理者やリーダーと呼ばれる役割を担っていると、メンバーや上司から矢が飛んでくることがあります。
胸にグサッと刺さることもしばしばです。笑
また、管理者やリーダーの役割を得ると、人から褒められる機会が減ってきます。
なので、自分のご機嫌は自分で取っていくことも必要なスキルなのではないかと思っています。
1.第二の矢を避けること
釈迦の教えに「第二の矢」の説法があります。
「不幸にして、矢に打たれた人があるとしよう。ここで、次にどうするのかに関して、二種に分かれるだろう。一人は、慌てふためき、第二の矢を受けてしまう人。もう一人は、矢に打たれても痛みに耐え動揺せず、第二の矢をかわすことの出来る人である」
つまり
起きたこと【第一の矢】にいつまでもクヨクヨしていたり、イライラしていると、【第二の矢】に打たれ、第一の矢の何十倍のダメージを追ってしまうよということです。
第一の矢に打たれた後の行動として、
賢者と呼ばれる人は、第一の矢に打たれても、メタ認知で状況を捉え、切り替えられることで、ダメージを最小に出来るが、
愚者は、
第一の矢がなんで飛んできたのか?
誰が打ったのか?
なんで自分が打たれなきゃいけないんだ?
そんなこと言ったってしょうがないじゃないか(# ゚Д゚)
と考えている間にダメージが広がっていく。ということらしいです。
名著 「7つの習慣」でも、「反応的な人とそうでない人」として紹介されています。
2.第一の矢は避けられない
第一の矢は、人間が社会的動物である以上、基本的に避けられません。
自分の機嫌を自分で取れる人になるには、
「第2の矢に打たれないこと」が大事です。
そのために私がしているのが、
①怒りや悲しみの感情が湧いてきたこと(第一の矢が飛んできたこと)を自覚する
②第一の矢を受けた背景を考える
です。
これ私も実践していてわかるのですが、訓練が必要です。
②の「第一の矢を受けた背景」ですが、
・相手が矢を打ってきた背景
・自分が矢を受けてしまった背景
→自分の場合でも相手の場合でも、例えば、不安だった、寂しかった、悲しかったなどの一次感情が必ずあります。
コツは、第一の矢が飛んできたときに、
「グサッ、来たー」と心で叫ぶことです。笑
まず、もやもやを感じることが第一です。
それが感じれるようになったら、その背景を考えられるようになります。
3.まとめ
どうだったでしょうか?
訓練がいるのですが、私は、これが出来るようになってきて、怒りや悲しみの感情を受容できるようになり、楽に生きられるようになりました。
まとめると、
1.第一の矢が飛んでくるのはしょうがない。
2.第2の矢を受けないことが大事
3.まずは矢を受けたことを自覚する。それが出来たら、その背景を考える
です。
今日も、自分のご機嫌は自分で取っていきましょう!
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