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発表! みんなの「巣ごもりシネマ」!

こんにちはゴトゴトシネマ前田です。
先週募集した「おススメの巣ごもりシネマ」
たくさんの方からおススメ作品が集まりました!

私も見ていない映画がたくさんありました。
超有名な名作など、有名すぎて二の足を踏んでた
ものも多いのですが、皆さんのおススメ文を読ん
でいて、あらためて見てみたくなりました。
今回プッシュいただいたものは全部見ます!
皆様、ご紹介ありがとうございました。
それではいきますよ~。

1.ヘアスプレー

●「ヘアスプレー」(2007年)
天の、雲の上の上までもつらぬく明るさ華やかさ
のミュージカル作品!! かつて映画にこんなに
明るい少女はいたのだろうか…! どんだけ落ち
込んでいても自然と笑顔が込み上げてきました。
ジョン・トラヴォルタの出演にもご注目!
この映画は、黒人白人という人種の差を乗り越え
て、のびのびと明るく、みんな人生を楽しく謳歌
すればいいのよと教えてくれるようです。
劇中のTVショーの音楽が流れて、出演者が
踊ってるの観てると、どうしても踊り出したく
なりまーす! 自粛中の今だからこそ! 
おうちで踊りあかそーう! Let's Dance !!!

ゴトゴト前田:「ヘアスプレー」って初版の
カルト映画のイメージが強くて敬遠してたの
ですが、こんなに面白そうなおススメ文を
いただいて、早速見てみようと思いました!

2.青パパ

●「青いパパイヤの香り」(1993年)
学生のころ見ました。ベトナムの映画で、
ちょっとおしゃれな感じで紹介されてたように
思います。それほど起伏に飛む話ではないけど、
最後はハッピーエンド。
料理の風景や家具調度品などに囲まれたベトナム
の古い生活感がきれな映画でした。
6月に延期された「第三夫人と髪飾り」には
主演の方が出演され、監督さんが美術監督として
関わられているとチラシにありましたので、
すごく期待しています。
コロナがおさまりますように。

ゴトゴト前田:「青パパイヤ」いいですよね。
美しきベトナミックな調度品の数々…。
「第三夫人」は室内だけでなく野外の撮影が多く、
「陸のハロン湾」と言われるチャンアンの
美しい景色満載です。ぜひぜひご期待ください!
おさまれコロナ!!

3.スラムドッグ

●「スラムドッグ$ミリオネア」(2008年)
有名な作品でしたが見逃していました。
先日、俳優のイルファーン・カーンさんの
訃報で、出演作に上がっていたので、
これを機会と思い見ました。過酷で残酷なシーン
もありましたけど、インドの貧困・格差社会の
現実をうまく取り込んだストーリーでハラハラ
ドキドキ、エンタメとしても面白かったです。

ゴトゴト前田:実はイルファーン・カーンさんの
主演作「インドお受験戦争」を去年試視聴して
すごく良かったです。最近インド映画多いので、
どこかのタイミングでやりたいなと思ってたら、
訃報が入り残念です。本当にいい役者さんです。

4.わたらないで

●「あなた、その川を渡らないで」(2014年)
評判のいい映画なのに、高知になぜ来ない。
と思いつつレンタルで見てしまいました。
80年近く寄り添った韓国の老夫婦の
ドキュメンタリー。すばらしいご夫婦でした。
この世代の韓国の(日本でも)の男性なら、
男尊女卑的な意識の強い人が多いと思いますが、
おじいちゃんのおばあちゃんへの愛、
思いやりが、ずっ~と、静かに伝わってきて、
ボロボロ泣きました。
巣ごもりシネマにおススメです!

5.死なない子ども

●「死なない子ども、荒川修作」(2010年)
「縄文にハマる人々」に見事にハマったので、
その監督さんの前作とあって見てみました。
前衛的なアーティスト荒川修作さんの作った
前衛的な家・天命反転住宅のドキュメンタリー。
でこぼこしてたり、曲がってたりして、
機能性や住みやすさと正反対のような変な住宅
なのですが、住んでいる人が楽しげで、なんか
原始に帰るみたいな感じで面白かったです。
荒川さんが、岡本太郎以上に血走ってて、
言動が過激で、「こんな人がいたんだ」! 
と驚きました。

ゴトゴト前田:山岡監督から無料配信の案内が
あって、ゴトゴトシネマのFBで紹介させて
いただきました。ぜひご覧ください!
http://www.architectural-body.com/?p=5893

6.アウトブレイク

●「アウトブレイク」(1995年)
ゴトゴトさんも紹介していた「コンテイジョン」
が、ツタヤにたくさん入荷してて、ほとんど
借りられてました。10年くらい前から、
コロナと同じようなことが予測できてたこと、
その通りになっていることに驚いています。
「アウトブレイク」も同様にウイルス感染を
描いた作品で、エボラ出血熱が流行しかけた
時に話題になった映画だったと記憶しています。
最後はちょっと恐ろしい終わり方でしたが、
ウイルス感染の恐怖感は今と通じるものが
あるので、おススメします。

7.ベニス

●「ベニスに死す」(1971年)
静養のためにベニスを訪れた老芸術家が、
現地で出会った美少年に心を奪われ彷徨う話。
伝染病の流行がベースにあり今と重なる。
この前、NHK特集でベニスを襲ったコロナの
話をやっていて、思い出して再視聴しました。
美少年ビョルン・アンドレセンを見よ!

ゴトゴトシネマ前田:ビョルン・アンドレセンは
おじいちゃん役として、あの「ミッドサマー」に
出られているそうですね。そのあたりも注目!?

8.ミスサンシャイン

●「リトル・ミス・サンシャイン」(2006年)
家族っていいなって改めて思える作品です。
学校も会社も地域社会も競争競争で優劣ばかりが
求められる状況にあって、自分も含めてみんな
それに引きづられてしまいがちだけど、
やっぱり最後は家族だなって、ほっこりした
気持ちになれる愛おしい映画です。

ゴトゴトシネマ前田:見ました。大好きです!
「ビューティフル・ボーイ」のお父さん役、
スティーヴ・カレルさんもいい味だしてますね。

9.6歳

●「6才のボクが、大人になるまで」(2014年)
ひとりの少年の6歳から18歳までの成長を描いた
作品なんですが、主要な4人のキャストが
実際12年間かけて同じ役を演じて完成させた
という画期的な映画です。
一瞬ドキュメンタリーかと思わせるような
錯覚も生じ、配役の心持がじわ~っと
染み込んで来て、いつまでも見続けていたい
と思わせる素敵な映画です。

10.ジーグ

●「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」(2017年)
日本のアニメが海外で高評価というのは聞いて
いたが、日本でもあまり知られていない永井豪の
「鋼鉄ジーグ」を取り上げているのが面白い。
確か監督が熱狂的なアニメオタクだったかと。
社会的にクズでダメなな主人公が、イマイチな
ヒロインを助けるイマイチなストーリーだが、
ジーグ愛と人間愛に溢れてて超クール。
ツタヤではアクションコーナーにあるけど、
その実、熱い人間ドラマ! 

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●「人情紙風船」(1937年)
とある貧乏長屋。髪結いの新三と浪人、海野。
二人の行く末は? 日中戦争で病没した監督の
山中貞夫は28歳という若さ。「紙風船が遺作
とはチト、サビシイ」と書き遺したが、
人情の可笑しみ、悲しみをこれほど深く描いた
作品はそうはないと個人的な感想。
生き延びていれば、どんな名作を撮って
いただろう。この映画を見るたびにそう思う。

ゴトゴトシネマ前田:80年前の映画、
全然知りませんでした。ネットで見られる
そうなので、探してみたいと思います!

12.すばらしきかな人生

●「素晴らしき哉、人生!」(1946年)
「絶対にハッピーになるから!」と友達に
おススメされて見た映画。その通りでした!
古い映画ですが、見たことのない人には
絶対におススメしたい作品です。
自分のやっている事は何の役にも立たないとか、
生まれてこなければ良かったというような思いを
抱いたことのある人にはぜひ見てもらいたい。
無駄な人生なんて、絶対、ひとつもない!

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●「ゴッドファーザー」(1972年)
抜きん出た名作として、有名なのはもちろん
知ってましたが、初めて見ました。
レンタル店でもほとんど借りられてて、
この時期に名作を見直そうという意識の方が
多いのに感心しました。再見かな?
脚本、構成、演出、演技の緻密さに圧倒され、
完全に引き込まれました。傑作と言われる作品は
やはり凄いですね。パート2、3も
早く見たいです。

ゴトゴトシネマ前田:「素晴らしき哉、人生!」
とそれからなんと「ゴッドファーザー」は、
前田も未見! 皆さんの感想を見て、やっぱり
というか絶対見なきゃと思っています。
確かに、いろんな人が名作と言っている
作品には面白いものが多いですよね。
やっぱり食わず嫌いはいけないな~
と思いました。

今回たくさんの作品をご紹介いただき、さすがに
100文字程度の短い文章では収まりきらなかった
ようで、ものすごい分量の熱い文章をたくさん
いただきました。いっぱい紹介するとすごい長文
になってしまいますので、結構短くまとめさせて
いただきましたが、何卒お許しください。
それでも、なかなかなな文章量になっている
と思います。最後までお読みいただき、
ありがとうございました!

コロナがこの先どう動くか、予断を許さぬ状況
ですが、世の中には、面白い映画が無数に
ありますし、その内の数々は、私たちの人生に
まばゆいばかりの光を与えてくれます。
そういうものたちを道しるべに、
この困難な時代を、共に乗り切って
いきたいと思います。

またスクリーンでお会いしましょう!
下記延期上映会、よろしくです!!
さよなら、さよなら、さよなら~。

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■ゴトゴトシネマの今後の上映予定
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●6月13日(土)、14日(日)※3月から延期
「ノーマ東京」
https://gotogoto.jimdofree.com/ノーマ東京/
世界一予約が取りづらいとも言われる「ノーマ」
が東京に期間限定店をオープン。その顛末と魅惑
の料理を追います。高知の文旦の魅力に迫る
ミニドキュメンタリーもセット上映。
13日「0円キッチン」、
14日「ア・フィルム・アバウト・コーヒー」
もモーニング上映(この2作品は別料金です)

●6月20日(土)、21日(日)※4月から延期
「第三夫人と髪飾り」
https://gotogoto.jimdofree.com/第三夫人と髪飾り/
19世紀北ベトナムの秘境の村に第三夫人として
嫁いだ14歳の少女の物語。官能的な内容を絵画的
な美しさで描き切った話題作。

●6月27日(土)※3月から延期上映
「少女は夜明けに夢を見る」+
「アレッポ最後の男たち」
https://gotogoto.jimdofree.com/少女は夜明けに夢をみる/
イランの少女更生施設に密着した
ドキュメンタリー。今年前半のハイライトとも
言える傑作です。自由民権記念館のみで1日限り
の延期上映となりました。ぜひ!

●7月11日(土)、12日(日)※5月から延期
「リンドグレーン」
http://lindgren-movie.com/
「長くつ下のピッピ」など数々の名作児童文学
を生んだ作家アストリッド・リンドグレーンの
若き日々を描いた伝記ドラマ。

●7月18日(土)~24日(金)※5月から延期
「風の電話」
https://gotogoto.jimdofree.com/風の電話/
東日本大震災で家族を失った少女が、
「天国に繋がる」と言われる風の電話にたどり
着くまでの旅路。やさしさに包まれる感動作。

●8月16日(日)※4月から延期上映
「さよならテレビ」
https://gotogoto.jimdofree.com/さよならテレビ/
「マスゴミ」と揶揄されるテレビ業界の裏側!
業界を震撼させた東海テレビ製作の超話題作!

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