島の移住費用 ~よく聞かれるのでまとめてみました~

こんにちは、ユウキです。

今回は、僕が東京から長崎県の離島、福江島に移住したときの費用をざっくり公開します!

まず初めに、以下の点をご了承の上、参考にして頂ければ幸いです。

かかった費用は、

・東京〜福江島まで

・夫婦2人分

・2019年6月時点 (コロナ以前)

・『荷物の輸送費』『自分たちの交通費』『家賃関連』『現地調達した家具費用』の4項目に分類 (大きい順)

・一部、記録が残ってない部分はうる覚えですm(__)m



荷物の輸送費

¥100,000ちょっと  → 補助金で¥0

いわゆる、離島移住の初期費用のうち、かなりの割合を占めるのがこれだと思います。

本土の引越しと違い、そもそも離島の引越し業者は少ないのですが、我が家は日通の単身パックを利用しました。

当然、荷物の量によっても費用は変わってくるのですが、我が家の荷物の量は車で言うと、後部座席なしのボンゴ、もしくは後部座席ありのハイエースに1回で全部乗ってまだ少し隙間があるくらいでした。(島に引っ越す前に諸事情で横浜〜東京の実家まで引っ越したので)

車じゃイメージ湧かないよ、という人は、段ボールに入れて重ねた状態で、だいたい電話ボックスくらいをイメージしてもらえばと思います。

ちなみに、¥100,000ちょっとというのは、家電や寝具など大型のものを含まない価格です。

よほどこだわりがない場合、これらのものは現地で新たに調達した方が費用を抑えられると思います。

他にも、趣味の道具(スノボとかギター)とかがあるとその分料金が上がると思うので、部分的にゆうパックなどを活用するなど工夫するといいと思います。

その場合、宅配業者(ゆうパック、ヤマト、佐川など)によって、離島料金がかかったりかからなかったりするので事前に調べておくと良いと思います。

また、『島から本土へ』の場合と『本土から島へ』の場合によっても、離島料金がかかる場合とかからない場合があるので注意が必要です。

さらに、補助金(条件あり、詳しくはこちら)を使うことでさらに費用を抑えることが出来ます。

我が家の場合は、対象になっていたので、引越し費用を補助金で賄うことが出来ました。

自分たちの交通費

だいたい¥20,000 / 人 (片道) 

移動方法によって大きく変わると思いますが、我が家の場合は以下の方法で移動しました。

ルートは、実家〜成田空港 (電車+バス)、成田空港〜長崎空港(飛行機)、長崎空港〜福江空港(飛行機)。

実家〜成田空港まで:¥3000くらい

成田空港〜長崎空港:Jetstar で片道¥5,000くらい (時期による)。

長崎空港〜福江空港:ORC (ANA提携便) で¥11,800

ちなみに、成田〜長崎間は運行会社がJetstarのみ、1日1便のみになります。

空路で別ルートの東京〜長崎を移動する場合は、羽田1択になりますが、費用は成田発より上がります。

また、長崎〜福江間は空路ではORC一択ですが、海路(フェリー or 高速船)で移動するという選択肢もあり、その場合は費用は抑えられますが所要時間は上がります。


家賃関連

¥22000

家賃に関してはどんな家に住むかによって大きく変わってくると思いますが、我が家の場合は3k平家の物件で、敷金礼金ゼロの家賃のみで¥22,000でした。

肌感覚での相場では、後述する2種類の物件探しの方法によって、¥50,000または¥150,000見積もっておけば良いと思います。

まず、都会と大きく違う点として留意しておくべきなのは、不動産屋がほぼ無いということです。

ほぼ、とつけたのは、全くのゼロではないが、実際に利用している人は都会に比べると極端に少ない、という意味です。

僕自信、東京近郊で何度か引越しを経験し、『引越し=不動産屋で契約』と思っていましたし、大抵の人がそのように考えると思います。

では、多くの人が実際にどうやって家を探すのかと言うと、『人からの紹介』です。

我が家は、移住当時は福江島には縁もゆかりも無い状態で、家探しに約2ヶ月間かかりましたが、島で知り合いになった方のつながりで家賃¥22,000の物件を紹介してもらえることになりました。

また、『人からの紹介』の物件は敷金礼金ゼロで家賃のみ、というところが多数のようです。

家賃も比較的低めで、ある程度中心部から外れた物件が多いです。

この方法で見つけるなら、初期費用としては¥50,000あれば良いでしょう。

不動産屋や市の管理している「空き家バンク」にも物件はありますが、その場合は敷金礼金などが発生する場合があります。

この方法で見つけるなら、初期費用としては¥150,000あれば良いでしょう。

あくまで僕の肌感覚ですが、転勤など特殊な事情を除いて、自分の意思で移住した人に関しては8~9割が前者の方法で家探しをしている印象です。


現地調達したもの

¥65,000くらい (車も含めると¥200,000くらい)

・冷蔵庫:¥10,000

・洗濯機:¥5,000

・エアコン:¥30,000 

・寝具:¥20,000 (マットレスのみ)

(・車:¥120,000)

冷蔵庫、洗濯機、エアコンは、リサイクルショップで購入、寝具はAmazonでマットレスだけ購入し布団などは全てもらいました。

車は、島の方に紹介してもらった島内の店で中古の軽自動車を購入。

引越しだけなら必須ではありませんが、生活するなら必須です。

また、軽じゃ無いと物理的に通れない小道も結構多いです。

すでに車を所有していて、本土から島内に運ぶ場合は、車の購入費の代わりにフェリーの輸送費がかかります。(詳しくはこちら)

まとめ (かかった費用の総合計)

我が家の場合は、夫婦二人で約¥130,000で移住することが出来ました。

(助成金なしの場合は¥200,000、車も含めたら¥300,000)


参考になれば幸いです。

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