積極財政を推進する勉強会
責任ある積極財政を推進する議員連盟
第21回勉強会 が、開催され参加してきました。
日本人の考え方として、「借りたものは返す」という基本的な考えは、日本人の倫理観を表現する特徴的なものだ。他の国の国民性と比較しても、道徳的にも高いし、日本人の素晴らしさだとも思う。
国家や政府の財政を考えると、この日本人らしい義理堅さが、財政規律を厳守することにもつながるだろう。だから、政府の借金が膨大になると、「大変なことだ」。「子供たちの世代につけを回すことになる」。となるだろう。
積極的財政の考え方を勉強会で聞きながら、そんな印象を持ちながら、聞いていた。
だから、一般的に日本国民にはわかりづらいのかもしれない。義理堅い国民性だから、余計に、財政規律は厳守すべきという議論が主流になるだろうし、一般的には、その方が理解しやすい。
しかしながら、実際の経済活動は、決してそうではない。
「万年筆マネー」や「信用創造」のことも、企業活動や実体経済では、毎日、日常的に行われていることで、何も不思議ではない。会社経営やサラリーマンでも金融や会計の分野に触れた人間であれば、当たり前のことだ。何もおかしいことではない。
経済はお金を回さなければ、ならないし、政治の役割もその通り。
家計や企業会計の原理も、そりゃあ借金は少なくして、なるべく返済した方が、会社としても評価されるだろう。
だから、国債発行額が膨大に膨れ上がっている現状を、危機的に捉えられやすい。
しかし、政府の財政規律の厳守を頑なにしてしまっては、日本の構造上のデフレ脱却はあり得ない。政府では「通貨発行権」が加わり、国の金融政策のかじ取りを、国民経済の動向を見極めて、如何に国民の所得や需要を喚起するか?これを考えなければならないわけだ。
積極的財政の勉強会では、この辺の理解度を何回も何回も繰り返して積み上げることで、政府の財政運営の在り方を学んでいく必要がある。これは国会議員だけの話ではなく、地方議員としても、学ぶべきことだと思う。
今回で、私も参加4回目になる。統一地方選挙で地方は忙しいが、終われば、また声掛けをしていきたいと思う。仲間も増やさなければならないだろう。
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