後藤達也

経済ニュースを「わかりやすく、おもしろく」。経済や投資になじみのない方を念頭に、偏りの…

後藤達也

経済ニュースを「わかりやすく、おもしろく」。経済や投資になじみのない方を念頭に、偏りのない情報発信を目指しています。国民の金融リテラシーの健全な向上に少しでも貢献できればと思っています。YouTube、Twitter、noteが3本柱。プラットフォーム間のシナジーも探ります。

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■なにをするコミュニティか 「経済をわかりやすく、おもしろく」。重要ニュースや投資のキホンを経済になじみのない方にもわかるように、それでいて金融機関勤務や本格的な個人投資家にも役立つ内容を発信します。 ■どんな人に来てほしいか ・経済ニュースの「そもそも」を知りたい ・投資のキホンを短時間で学びたい ・経済・資産形成の見識のアップデートを続けたい ・「国民の健全な金融リテラシー向上」に関心がある ■活動方針や頻度 ・ベーシックプラン(月500円)で読み放題の経済記事は月10~20本、話題が多いときは月20本を超えることもあります。 ・コアメンバープラン(月980円、募集停止中)はこれに加え、掲示板やオンラインミーティングで交流・議論し、ともに金融リテラシーを高めていきます。コアメンバー専用の記事も配信するほか、オフ会やZoom会議、テレビ・YouTube番組の収録見学や書籍編集への参加など、企画しています ■「後藤達也」ってナニモノ? 2022年3月に日経新聞記者をやめ、独立。「国民の健全な金融リテラシーの向上」を理念に、SNSやテレビなどで活動中

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円安158円台 日本にメリットも ポイント整理

金曜深夜に1ドル=158円台まで円安が進みましたね。 👇は昨日、掲示板にも流したチャート。「10000円=何ドル?」で計算し直したものです。 ちょうど大型連休で海外旅行に行く人も増えているタイミングです。 10000円で買えるドルはこんなに減ってしまいました。しかも、過去数年で現地でもインフレがかなり進んでいます。かつて$64だったものが$80や$90になっていてもおかしくありません。海外旅行は大変です。 こうして、海外のモノやサービスが日本人にとってすごく高くなって

    • 【速報・解説】植田 日銀総裁会見

      日銀の植田総裁の記者会見がありました。 昼発表の内容は短期金利も長期国債購入も「現状維持」。長期国債は購入縮小の観測があったため、円安が進みました。 記者会見中も円安は一段と進み、一時156円80銭をつけました。会見の主な発言とポイントを取り急ぎまとめます。

      • 【速報・解説】日銀会合

        日銀は金融政策の現状維持を決めました。 短期金利の誘導は大方の予想通り、「0.0-0.1%」で維持。 長期金利の購入は昨晩「縮小を検討」(時事通信)の報道がありましたが、公表文では「3月決定の方針に沿って実施する」としました。公表文ではゼロ回答の「縮小なし」です。 マーケットは円安で反応し、一時1ドル=156円台をつけました。株価はやや上昇して反応しています。 展望レポートを含め、発表のポイントを取り急ぎ、上書きしながらまとめていきます。

        • 【日銀会合プレビュー】国債購入 減額観測

          きょう正午ごろ、日銀が金融政策決定会合の結果を発表します。 昨晩、時事通信が「国債買い入れ縮小の方法を検討することが明らかになった」と伝えました。 ただ、「え、それってどういう意味?実現したら、株価は為替にどういう影響があるの?」という方が多いのではないでしょうか? たしかに「短期金利の利上げ」と別の軸ででてくるとややこしいですよね。 きょうは国債購入の意味合いと市場への影響をわかりやすく整理します。昼の結果発表でどういう内容がでても、すぐにポイントを把握できるようにし

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        • 【ニューストーク】10000円=何ドル?

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        • 【仕事日記#27】金融庁にチョコチョコと

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        • ドル円155円後半 「介入」記事まとめよみ

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          トランプ氏「円安は大惨事」(サクッと解説)

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          「ドルが円に対して34年ぶりの高値をつけた。アメリカにとって大惨事だ」 トランプ前大統領が23日にSNSに投稿したコメントです。 幅広い通貨に対しての「ドル高」でなく、あえて「円安」にも触れており、東京市場で話題となりました。 11月の大統領選では、バイデン大統領とトランプ氏の一騎打ちの公算で、トランプ氏が勝利した場合に日米の通貨交渉に影響を及ぼす可能性があります。 きょうはトランプ氏が大統領だった時の発言やFRBへの圧力、さらに当選した場合に考えられるシナリオについ

          トランプ氏「円安は大惨事」(サクッと解説)

          【そもそも解説】円安「実質実効レート」

          「ベーシックプラン」に参加すると最後まで読めます

          日曜夜ですが、ちょっとお勉強っぽいタイトルです。 でも、いまの為替や日本経済をとらえるうえで、結構おもしろい話だと思います。 為替に「実質実効レート」という言葉があります。 小難しそうな言葉ですよね。「いちおう理解したつもり」という人も、他の人に「それが何で、なんで重要なのか」説明するのは難しいと思います。 👇が過去50年のチャート。安いですね…。 きょうはその「実質実効レート」を、肌感覚でわかりやすいように説明します。かつ、外国人観光客や企業ニュースにも結び付け、

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          トランプ氏「円安は大惨事」(サクッと解説)

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          【3分解説】「イスラエルがイラン攻撃」報道

          日本時間19日午前、「イスラエルがイランを攻撃」との報道(米ABCなど)が伝わりました。中東メディアも、イラン中部で複数の爆発があったと報じています。 日経平均は一時1300円以上下落し、原油価格は急上昇するなど、金融市場にも大きな動揺が走っています。 現時点で伝わっている情報や、そもそもの経緯を取り急ぎコンパクトにまとめます。

          【3分解説】「イスラエルがイラン攻撃」報道

          【サクッと解説#20】為替「緊密協議」意味合いは?

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          【サクッと解説#20】為替「緊密協議」意味合いは?

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          金利と株価入門#3「投資家目線」

          昨晩発表の米小売売上高が市場予想を上回りました。 これを機に、米長期金利が上昇し、ドル円は154円台をつけました。一方、株はNASDAQを中心に売られました。 「金利と株価の関係」は複雑ですが、きょうは「投資家目線」でお話しします。実は半年ほど前に「株の益回り vs 国債利回り」解説が好評だったので、それをベースにいまの状況を重ねてお伝えしようと思います。

          金利と株価入門#3「投資家目線」

          【お知らせ】「掲示板」が育ってます

          いつもご支援ありがとうございます。 このnoteでは「記事」を月に10-15本ほど配信していますが、最近は「記事」と同じくらい「掲示板」というのも活用しています。 違いをざっくりいうとこんな感じです ・「記事」:メルマガのような基本は一方向の解説 ・「掲示板」:コメントに後藤も返信ができ、双方向でトーク。「記事」より軽い話題や注目ニュースを題材にワイワイ、情報交換・意見交換 最近の事例はこんな感じです(↓リンクになっています) この【ニューストーク】が私自身もとて

          【お知らせ】「掲示板」が育ってます

          【円安加速153円台】米CPIポイント整理

          昨晩の米CPI(消費者物価指数)は市場予想を上回りました。 「米利下げ開始が遅れる」との見方から、ドル円は34年ぶりに152円台をつけ、さらに153円台に跳ね上がりました。 きょうの東京時間では円買い介入への警戒も強まりそうです。 今朝は取り急ぎ、CPIや為替などいろんなグラフを使いながら、ポイントを簡潔に整理します。日中に動きがあれば、また追加で記事を流す予定です。 ◆ まずCPI

          【円安加速153円台】米CPIポイント整理

          GPIF250兆円 株高→国民に恩恵

          3月に「中居正広の土曜日な会」「林修の今知りたいでしょ!」といった番組にゲストで呼ばれたのですが、「GPIF」がトピックにあがりました。 幅広い人がごらんになる情報番組で「GPIF」がとりあげられるのは話している私としても意外でした。 裏を返せば、それだけ株価上昇がすごいということでしょう。 もっといえば、「投資をしていない人には関係ないんでしょ?」という国民の声も映しているんだと思います。 GPIFは国民への将来の年金給付の原資となるお金です。そのお金は日本株や外国

          GPIF250兆円 株高→国民に恩恵

          【サクッと解説】Tesla株 大幅安 EV成長ブレーキ

          EV(電気自動車)の成長に懸念が広がっています。 そのまえに「EVって、なんでよく耳にするようになったのか」。 サクッとまとめるとこんな感じです。 しかし、ここへきて販売成長にブレーキがかかっています。 きのう発表のTeslaの1-3月の販売台数は下記の通り。 前年同期比より減るのは久々。市場予想も下回り、株価は大きく値下がりしました。 というわけで、自動車業界になじみのない方にもわかるよう、最近の変調をコンパクトにまとめます。 ◆ 30秒でわかるポイントいつも

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          【日銀ETF㊦】今後どうなる?株価は?

          【日銀ETF】解説。少し日が空いてしまいましたが、㊦「今後どうなる?株価は?」です。 3月19日、日銀はマイナス金利政策を解除しました。同時にETFは「新規の買入れを終了する」としました。 あくまで購入終了です。当面は持ち続ける方針で、将来の売却の時期や方法についてはなにも決めていません。 ただ、いずれは売却する可能性は市場や国会でも意識されています。 70兆円規模の巨額の日本株。扱い次第では株価も大きく左右します。 きょうは現時点の展望をコンパクトにまとめます。

          【日銀ETF㊦】今後どうなる?株価は?

          【為替介入観測】「ファンダメンタルズ」「投機」って?

          為替介入の観測が市場やメディアで盛り上がっていますね。 昨日は「円安 なぜ?」を記事にしましたが、きょうは政府・日銀がけん制するときの「ファンダメンタルズ」「投機」という言葉について、わかりやすく整理します。 なんとなくわかっている方も多いかもしれませんが、その意味あいをスッキリさせておくと、ニュースが読みやすくなり、今後の為替レートへの影響もイメージをもちやすくなります。 ◆ いつものポイントまず30秒でザックリわかるポイントです

          【為替介入観測】「ファンダメンタルズ」「投機」って?

          円安とまらず 152円目前 背景は?

          まずはドル円チャートから 3/27に一時、1ドル=151円97銭まで円安が進みました。1990年以来の水準です。 年明けからみても、3カ月で10円以上の円安ですから、変化も大きいです。 鈴木・財務大臣は「断固たる措置をとっていきたい」と話し、市場では円買い介入への警戒も徐々に高まってきました。 きょうは円安が止まらない背景をお伝えし、あすorあさってに介入を巡るポイントを整理します。 ◆ ひとめでわかるポイントいつものように30秒でザックリわかるポイントです。

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