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2024小満日記

土曜出勤やら東京行きやら文学フリマやらで休日も入れて2週間くらいフル稼働している。休日とは…? 日々の睡眠で一応毎朝回復はしているけれども、防御力が0というか。文フリの後もアトリエの作品が通販で出てくれたりして、本当に休む間がなかった。
実家が作っている自家製黒にんにくを毎朝お守りみたいに摂取しながら、どうにかこうにかやっているかんじ。

仕事のほうは担当書の刊行が延びるという憂き目にあったけれど、時間をかけられてよかったと思うことにする。そうでなければそもそも4か月で1冊つくるなんてとうてい無理な話だったのだ。

職場のOBに教えてもらって「天才ピアニスト」を見てみた。何回か見ているとじわじわ来る感じ。後輩だと思うと可愛いなと思うなど。

待ちかねた休日を前に、達成感で飲酒したはいいけれど、浴槽につかるときには少し緊張感があった。過労×飲酒×入浴ってどことなく突然死リスク高くないですか? 幸い寝ている間に死ぬこともなく無事に休日を迎えることができた。

こりずにというか、午前中ちょっとゆっくりしただけで午後は民博へ。

いろんな人に進めたいのだけれど、民博のミュージアム会員は本当におすすめ。『月刊みんぱく』は好奇心をかなり満たしてくれるし、特別展も差額で入場できるのは嬉しい。物書きにとってはネタの宝庫でもある。
次の特別展も気になっています。

すこし早く着いて外で昼を食べるのが好き

日曜は朝からやっている銭湯へ。露天風呂で光の中を水の粒子が舞うのを気が済むまで眺め、帰りは缶ビールを飲みながら家路についた。雨の季節とか、真夏になると陽のあるうちから風呂に入ろうなどは思わなくなるので、今のうちにやっておきたい。

歩き酒

それからは職場でいろいろあり、本当につらい週となった。心のバランスを取るために飲酒するのだが(よくないよね)、先に飲むと入浴せずに寝てしまうのがいやすぎて、そのうち浴槽で飲むようになってしまい、今思うとけっこう異常だった。ざっくり言うとここへきて上司の化けの皮が剥がれてきて、パワハラという感じよりもとんでもないフキハラ・モラハラ・モンスターだったのだ。信頼できる先輩によると、この会社のだれもがこの人と関わりたくないと考えている、とのことだった。そんなやつを新しく入った人の教育係に充てるなよ…。20人もいない会社なのに縦は断絶、横との関わり合いも希薄で、かろうじて同じ中途採用組の人たちにはよくしてもらっていたが、権力者は全員他社での経験がない生え抜きで、つまり常識が通用しない。まあしかしなんとかやっていくしかない。例のモンスターは相当高学歴ということだったが、自分を客観視できるようなタイプではなく、所かまわず爆発を起こすので、仲裁に入ってもらうにあたり話が早かったことだけはありがたかった。

そぞろ書房さんのほうで短歌を募集されていたが、そのパワハラ上司が歌人のはしくれということが判明しており、パブサをすると目を疑うような人間味のある短歌が出てくるため、別の意味で(サイコパスやないかと)恐怖が倍増、できるだけ短歌というワードを意識の外に追いやっていたから詠める気がぜんぜんしていなかった。しかしちょうど周りの人が動いてくれたタイミングに、月末の朝夢から覚めてなんとなく三十一文字になったから寝ぼけ眼で紙と鉛筆をたぐりよせてできた短歌があった。早朝覚醒とはストレスかなと思いながら二度寝し、その日に練って提出に間に合った。

そういうわけで、そぞろ書房さん(高円寺)にて「すこしさみしい短歌展2」開催中です。月波名義で出しております。

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京都での気ままな暮らしを綴っています。日記ですが、毎日書けないので二十四節気ごと、つまり約15日ごとにつけています。それで「二十四節記」と…

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