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捕手起用と今川優馬からBIG BOSSの起用に迫る
5月に入りました。
開幕前から話題をかっさらっていた
BIG BOSSファイターズは最下位と苦しんでいます。
いや、苦しんでいるのか否かでいうと「否」かもしれない。
BIG BOSS「優勝なんか目指しません」
と公言しているからです。
BIG BOSSの起用には
プロ野球評論家やファンの中でも賛否がはっきり分かれています。
賛:話題性があっていい!選手は常に新鮮な気持ちで試合に入れる
否:選手は人生がかかっているので実力のある選手を使うべき。
優勝を目指さないなんてもってのほかだ!
ちなみに私の父は、否定的な立場でした。
と、さまざまな意見がある中ですが
BIG BOSSには確かな考えがあって、
こうした発言、起用をしていると見ています。
そんな中、先月のファイターズ戦中継。
放送席で感じた新庄剛志采配の一端に
以下の3点から迫っていこうと思います。
捕手起用から迫る
今川優馬を信じた
移籍した西川遥輝の活躍
1.捕手起用から迫る
「1年間、勝ち負けにこだわらずトライアウトを見るような目で選手を見ていく」
この発言からも分かるように
経験を問わず多くの選手を起用する采配を見せています。
その中でも際立つのが捕手の起用です。
開幕マスクは宇佐美、2戦目は清水、3戦目は郡と日替わり。
その後、宇佐美だけが1軍登録に残し
古川、田宮、梅林と若手も積極的に起用。
支配下登録されている7人のうち6人の捕手を 4月中に1軍の舞台で試しました。
やはり、実戦を見なければ分からないポジションということでしょう。
ファイターズには俊足の捕手も多い状況で
捕手起用からBIG BOSSの野球観に迫ることができるかもしれません。
⒉今川優馬を信じた
先月20日のファイターズ戦
初先発のポンセが4失点と相手に主導権を握られ、無得点のまま試合終盤へ。
9回、楽天の西口を攻め、石井一成が2点タイムリー三塁打。
HRが出れば同点の場面を作り、楽天の守護神:松井裕樹を引きずり出します。
打席に入るのは、この日ヒットが出ていない今川。
前の打席でもチャンスで投ゴロに倒れています。
ベンチにはパンチ力のある万波中正も控えています。
ここでBIG BOSSが今川に声をかけます。
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