足るを知る

ないものねだりというのは結構怖い。

それは目標を達成するモチベーションになるものもあれば、足掻いてももがいても手の届かないものもある。

怖いのは後者だ。

それは整形しても整形しても理想の顔に近づかないのと似ていて、終わりがない。

橋本環奈さん以外の人が橋本環奈さんになろうとしてもなれないのだ。それは漸近線のようなもので、どんなに近づいても届くことはない。

手に入れられないものを求めるのは辛い。

だから少しづつでもいいから持っていないものより、すでに持っているものに目を向けていきたい。

あるものをどう生かすか。そこに着手する。ないものに手を伸ばすのではなく、既にあるものを観察する、いじる、使う。そうやって進んでいく。

立ち止まっているより全然いいし、誰かにとっての憧れの激レアアイテムが眠っているかもしれない。


読んでいただきありがとうございました。