自覚的であること

機嫌がいい日というのはなんでも許せる気がする。ちょっとやそっとのことは気に障らないし、余裕がある。

でもすぐイライラしたり、些細なことが気になったりする日というのも当然ある。こういう日がきたときに、自己嫌悪に陥ったり、八つ当たりをしたりしたくないなと最近思う。

不機嫌に自覚的でありたい。

なんか今日は悪い考えばっか浮かんでくるなと感じたらそれは自分が疲れている証拠。栄養が足りていないのか、睡眠が足りていないのか。

なぜなら日常的に身の回りで起きていることに対してどういう意味を与えるのかは完全な主観であるから。主観のメガネは悪循環にハマればハマるほど濁っていくし歪んでいく。そしてついにはメガネをかけていることを忘れてしまうことだってある。

なにか不健康な考えが浮かんだときには、それと同時にメガネをかけていることを思い出し、それが歪んでいないかメンテナンスすることだ。一旦現実から離れて俯瞰して状況を把握してみる。そうすることで、自分のコンディションを少しは客観的に読み取れるし、イライラも収まる。

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人生は長い。メンテナンスをほったらかして大破する前に、違和感のたびにめんどくさがらずチェックする作業を怠らずにしていく。慎重に、慎重に。人はそんな丈夫にできていないのだから。

浮かんでくる考えを測定器にして健康状態をチェックしてみる。「あ、今日は悲観的な考えばっか浮かんでくるからたくさん睡眠とろう」とか。敏感すぎるかもしれないが完全に壊れるよりはマシだ。

負の感情の原因を外ではなく内に求めるくせをつけていきたい。

読んでいただきありがとうございました。