人間の急所一覧 弱点を攻めて激痛のマヒ 女性や子供でも威力をだす

人間には、強打されれば、もろくなる部位が存在します。

それが急所です。

急所は、脳や心臓に近い場所だけでなく、全身のいたるところに存在します。

神経が集中しすぎていて、敏感すぎるため、当たると激痛が生じる場合があります。

足の急所をやられると、移動がかなり困難になります。

手足でガードするだげでも、攻撃してくる四肢のひとつを急所圧迫するだけで、だいぶ効果が違ってきます。

ただ、あまりにも過剰に連打する急所打ちは、生死に関わるので、絶対に行ってはなりません。

相手が身動きできなくなる状態になり、逃げられる状況をつくれることが最善の道なのです。

急所は、基本的に、内蔵に近い箇所や、皮の薄い部分にあります。

骨が砕けやすい部分も急所です。

どんなに体を頑丈に鍛えた強者であっても、人間である以上、肉体の弱点は隠しきれません。

ただし、これは、衣服を着た生身に近い状態であることが前提です。

鎧など、かたい防具で身をかためた人間には、打撃技がほぼ効きません。

当然、現代社会なら、そんな人間は、不審者扱いされますが...。

図1

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図1は、正面から見た全身の急所一覧です。

腕は掌を表にし、足は横斜めに向けた人の立ち姿です。

もっと細かく見れば、急所はいたるところにありますが、複雑すぎる事情で、簡易化した図でまとめました。

赤で塗り固めた部分は、急所をあらわしています。

良く見ると、頭のほとんどの部分が急所です。

人間の視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚を感じる中心部位が頭に集中しているため、そこをせめるだけで、相手の感覚を狂っていくでしょう。

耳や鼻、アゴ、目、テンプル、耳、頭頂部などが頭の弱い部分です。

その下の喉も薄い肉で覆われて、もろい場所です。

胴体を見てみると、脇や胸、腹の周辺が、内蔵や神経の集中する部分であるため、強打されれば、悶絶する恐れがあります。

前述したとおり、手は、主に、側面が弱いです。

リストの血管が浮き出た部分も急所です。

足は、太ももの外側、スネの内側、足先の上部がもろい傾向にあります。

さらに、金的は、有名な急所です。

図2

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図2は、後ろ側から見た急所の一覧です。

頭のほとんどの部位が急所ですが、脇や股間、手足の急所は、図1の正面図とあまり変わりません。

急所を正確に狙うには、打撃技の命中率を高める必要があります。

格闘技経験者なら、急所に当たりそうな状況でも、打撃をずらし、大ダメージを避けます。

ただ、一度、脅せば屈服すると思い込んでいる素人なら、急な反撃にびっくりするでしょう。

うまく急所に攻撃が当たれば、体がマヒして、動きを停止させることが可能です。

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