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煙に巻かれたド素人、本物を見る

私はど田舎出身の都会に住む子持ちの人間だ。

物心ついてから久しいが、社会人になってから保険に関しての営業を無数に受けてきた。

保険の仕組みは相互補助の観点からもとても良くできたものだと思う。

しかし、保険の営業マンが家に上がり込み、年収や世帯状況を聞かれ、ようわからん煙に巻くような説明を受け、結局ようわからんまま勧められた保険商品を選択し、契約する。

そして後で振り返った時、残るのはようわからん保険商品の契約内容と上手く言いくるめられたなぁという後悔の気持ちである。

なぜあれだけ質問して、あれだけ頭を働かせて保険商品の内容を理解しようとしても、なんとなくようわからんような気持ちになるのだろう、と良く思ったものだ。

あれはおそらく、契約内容を複雑にして、保険営業の人間の手数料の良い商品に誘導するための手口なのだ。

賢い人は皆、それは承知の上だ。

日本人の月に支払う額は平均して数万円に及ぶという。

かなりの額を保険に賄っているのだ。

「あんまり考えずに」保険に入らされているという部分に保険業界の巧みさがあるのだと感じる。

数年前に嫁さんと保険についてよく話し合い、徹底的に保険の見直しをした。

結論から言うと、保険は「ネット保険の掛け捨て死亡保険一択」と言う選択肢になった。

これは夫婦で話し合い、しっかりと情報を得た上で吟味して時間をかけて決めていった内容なので、とても腹に落ちた結論だと今でも思う。

「あの時の選択が良かったなぁ」と感じるのは、時間が経つにつれてジワジワと身に沁みて感じるようになる時だとつくづく思う。

そんな選択をこれからもしていきたい。


#自分で選んでよかったこと

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