WWDC2020 で発表された期待の機能まとめ
2020年6月23日の早朝に開催されたWWDC2020で気になった機能、期待している機能について簡単にまとめます。
アプリを自動でまとめて整理してくれるAppLibrary
ホーム画面の一番後ろに追加されるやつで、アプリを自動で整理してくれる機能。これが追加されて良い感じなのが「一部のホーム画面を非表示にできる」ようになったこと。
1画面目、2画面目辺りにだけよく使うアプリを入れておいて、あとはAppLibraryから探す、みたいな使い方でだいぶ便利になりそう。
ホーム画面にウィジェットを配置できるようになった
「一番上の段のアプリって、押しにくいからよく使うけど使わないアプリを並べる」という謎の矛盾を解決できる。
上の方は「見えればいいウィジェット」を置いて、下の方によく使うアプリを置く、って方法ですごくホーム画面を使いやすくできそう。
iPhoneが車の鍵になる
とりあえずBMWが対応するっぽい。iMassageを使って「一時的に車のキーの権限を貸し与える」ということができるのがすごく面白い。
新しいiPhoneであれば、鞄の中に入ってたらそれで開錠もできるみたい。
田舎住んでて、車のキーを持ち歩く必要がなくなる、というのはすごい利便性が上がる。
テスラ欲しいと思ってたけど、BMWもいいなあ(というかiPhoneと高度に連携する車いいなあ)って感じの考えに変わってきてます。
アプリインストールせずに使えるApp Clip
「アプリインストールしないと使えなかった機能」が「NFCタグとかQRコード読み取り」だけで使えるようになる機能。
外出時の支払いなんかで「アプリあればできるよ」ってサービスなんかに出会っても、わざわざアプリインストールして、起動して会員登録とかしてたら死ぬ。
これがインストールなしで、ApplePayで支払い、ってやれば完了、ってなるようになると、日常生活の便利さはめっちゃ上がりそう。
日本でどのくらい「便利に使えるようになるのか」って言われると疑問ではあるけど、期待度的には今回の発表で出てきたやつで2番目に「すげー」って思ったもの。
Apple Pencilで書いた文字を「どこでも使える」
今回の発表で個人的に一番すごいのこれなんじゃないか、って感じたのがこれ。
事前の噂で「手書き文字を認識できる」みたいなのは見てたけど、それとは圧倒的に意味が違っていた。
iPadの「文字が入力できる場所」に「直接文字を入力できる」
これまでとは次元の違う「直感的な機能」だと思う。
ちょっとくらいはみ出ても認識してくれるっぽい曖昧さもすごく良い。
これこそ新しい時代の「ノート」やで、って感じた。
Apple Watchで睡眠の記録
ずっと噂されてて、あー予想通り搭載されるのね、って機能ではあるんだけど、デモを見ると睡眠周りのいろーんなところがすごく便利になるようになってる感じ。
寝るときは自動で画面が暗くなるのは当然のこととして、起きた時にバッテリ残量出してくれるとか、あーこれはApple純正ならではだな、って感じの気の利いた機能。
こうなると、ほぼ全ての睡眠管理系のアプリは、まあいっか、ってなるよねええ。
まとめ
他にも、ホームキットなんかもすごく便利になりそう(時間に合わせてライトの色が変わるとか)な感じはしたんですが、日本でホームキット対応のものがまだまだ少ないのでとりあえず未来に期待。
2時間近くある長丁場の動画だったんですが、今回のやつはすごく密度が濃く、見てて(すごい疲れたけど)すごい良い発表会でした。
今回のApple Pencilのデモは、ほんと見ててすげえ、これはいい、って(Apple Pencilを全然使わない自分でも)感動しました。
このシーンだけでも、動画見とくのオススメです。(動画の40:43~)
そして、毎日こんなことを話しているPodcast「ごりゅごcast」もよかったら是非聴いてください。