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Voiceroid2でのライブ実況、近況

 私のゲーム配信では、ボイスロイドを使って実況しています。今回は、その環境についてのご紹介、今後の改善検討メモです。 

 ボイスロイドをつかっての実況だと、どうしても、セリフ入力待ちの無言時間が発生してしまいます。しかも、ボイスロイドの入力エリアに、ダイレクトで入力すると、喋っている間に次の先行入力ができないから、なおさら。そこで、一文入力して喋り始めたら、次の入力を開始できるように入力用ソフトを独自に作成しました。

 この時にお世話になっているのがSeikaCenterです。つい最近、このバージョンは公開終了したそうで、AssistantSeikaというのに、移行されていました。リンクはここです。

 最初、テキストをVoiceroidへどうやって渡そうかと考えてググっていたら、これに出会いました。このソフトのおかげで、ほんの短いスクリプトみたいなソースで、やりたいことが実現できてしまいました。このページの作者様には、大感謝しております。

 ただ、これでも、流石に、喋るスピードに間に合うはずもなく、改善ひつようかなぁと思っているところです。例えば、決まったセリフも多いはずなので、定型文をもっと楽に話せるようにしようかなぁ、などと考えています。

生声変換とか、どうよ

 最近は、生声を変換するなどの手法もすすんできました。深層学習で自然に変換するツールなんかがあって、とても興味深い。しかし、これを採用してないのは技術的問題ではないです。声バレがいやっていうプライバシー問題とかでもない。実は、配信環境の問題です。基本的にワイワイ喋れる環境にないし、逆に周辺からも音が入ってきてしまうような状態なのでボイスロイド実況を選んでいます。個室環境がしっかり整備できる日がきたら、検討するかもしれませんが、今は、キーボード入力による会話を極めたいと思っています。

SeikaCenterからAssistantSeikaへ

 前述のとおり、現在のセリフ入力環境では、SeikaCenterを使わせてもらってます。先日、ふと見にいったときに、2020/08/31で公開終了してしまったのを見て、ちょっと焦りました。AssistantSeikaに移行されているとのことで、一安心しつつ、自分のソフトもこちらに対応しないとなぁと思っているところ。

とりあえず、AssistantSeikaのほうをチェックしてみると、Voiceroid2 64bitに対応したとありました。Voiceroid2の64bit版がでていたことに、ここで初めて気が付きました。公式サイトを見ると、ちょうど10月初旬にアップデートがあったようです。

64Bit版は32Bit版と別にインストールされるようなので、とりあえず、いれてみました。見た目も機能も変化は特になかったです。32bit版との同時起動はできず、使いわけられそう。自分のアプリをAssistantSeikaに対応するまでは、旧SeikaCenter+32Bit版Voiceroid2を使っていきます。

改善検討プラン

 オリジナルアプリといっても、Voiceroidへ入力したテキストをSeikaCenter経由で投げているだけ。Voiceroideへ渡すだけなので、どんどん次の入力ができる。もし、次の一行が入力完了していれば、Voiceroidが読み終えたタイミングで次を送る、ってだけのソフト。

 まずは、exVoiceがあるので、感情豊かな定型セリフを簡単なインターフェイスで喋らせる。これはVoiceroid側でなくサウンドになるので、Puppetの口パクへどう併用できるようにするかとかが問題になりそう。

 あとは、独自の定型セリフを用意して、ボタン一つでながせるようにするとかは、簡単にできそう。風とクラブを入れたら、計算して補正量を喋ってくれるとかも面白いかもしれません。まあ、そういう、ショートカットとかを組み込んでいくことで、無言時間をできるだけ減らしていきたいなぁと、思っています。いつになることやら。。。



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