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沖縄で勉強するということ


自己紹介

はじめまして。まさきちと申します。

沖縄県出身で現在琉球大学の医学部医学科に通う大学生です。

コロナの影響で授業もオンラインとなり思うところもいろいろありますが元気にやってます。

むしろ通学の手間が省けて快適ですらあります。

まずは簡単に僕の生い立ちについて説明します。

生まれは沖縄。教育熱心な両親のおかげもあって地元の小学校ではトップクラスの成績をおさめていました。

また自分で言うのもなんですが比較的恵まれていた家庭で、小学校高学年のころには塾に通い沖縄県内では有名な某中高一貫校に入学しました。

その後その高校を卒業し、地元の琉球大学医学部医学科に合格、現在学生をしています。

沖縄で勉強するということ

沖縄で勉強するってどういうことだと思いますか?

この記事にたどり着いてるということはある程度勉強を頑張っている方だと思います。

そういう人なら一度は感じたことがあるのではないでしょうか。

沖縄で勉強するということは

恥ずかしいことである

ということです。

真面目をバカにする文化

これは沖縄の学力が向上しない一因をして昔から言われていることです。

「ガリ勉」「まーめー」

という言葉で馬鹿にされ、勉強を頑張っている生徒をはぶる風潮があります。

僕自身は幸い友達に恵まれており、地元の小学校でもそこまで馬鹿にされることはありませんでしたがそれでもガリ勉と言われ、恥ずかしく感じることがありました。

中高一貫校の同級生の中には小学校時代そういういじめられ方をしたという子もいました。

そしてその風潮は確実に生徒の勉強への意欲を削ぎます。

沖縄で勉強するということはその真面目さを蔑む風潮に耐えるという側面が必ずどこかで出てきます。

この問題は根っこを掘っていくと、沖縄の貧困問題や格差社会にも通ずるもので僕みたいなものが簡単にどうこう言ったりできるものではありません。

勉強することをバカにする子もいる一方で、勉強がしたくてもできないという子もたくさんいます。

この風潮を変えていこう!というのはもう少し僕が何かをできる力を持ってからにしたいと思います。

勉強を頑張ることは恥ずかしいことじゃない

僕自身も小学生時代、馬鹿にされるのが怖くて勉強をわざとサボっていた時期がありました。

ひどい場合だと勉強ができるせいでいじめにあっている人もいると思います。

そして塾講師や家庭教師をしている中で、そういう目を周りから向けられている生徒もみてきました。(塾や家庭教師をしている時点で沖縄の中では教育熱心な家庭になります。そういうコミュニティにいる子ですらそういうことがあります。)

そんな生徒に伝えたいことは

勉強することは恥ずかしいことではない

ということです。

勉強をすることで、将来の選択肢が広がります

勉強をすることで、物の見方や考え方が育ちます

勉強をすることで、いままでとは違う世界の人たちと出会うことができます

どうか勉強をやめないでいてほしいです。

もしガリ勉とバカにされた時はこの記事を読み返してみてください。

バカにされてる子がいたときはこの話をしてあげてください。

勉強を頑張っている人をぼくは応援しています。




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