山椒の実を下処理と朗読「紀ノ川」1~7(ラジオで)

和歌山産の山椒の実がスーパーに顔をだすと、必ず2パック、いやそれ以上のときもあるが、お決まりで購入している。

蕗と同じで、気分が憂鬱なときの救いが、季節の野菜というか、山菜というか、香辛料というか・・。

山椒の実は、梅雨という言葉をわすれるぐらい、わたしには、キラキラ星である。あのピリリとした、ところが、魚の煮つけ、ありあわせで、ふりかけ佃煮もどきを作ったりする。地味ながらも魅力的な野菜?香辛料?食材なのである。

1年間分の冷凍保存用に、下処理を毎年している。お一人様になってからやりはじめた。最初は、わからなくてググって、たぶんこれが自分にできそうだという方法を選ぶ。1年経つと忘れるので、またあらかじめ予習してイメージをえがいてとりかかる。完璧ではないが、もどきである。

1、ザルにあけて、ゴミとか虫とか取り除く。

2、洗う。

3、沸騰したお湯にいれて、つまみだしては、指でつぶれるぐらいまで、煮る。

4、ザルにあけて、水に1時間ぐらいさらす。あくが強かったら、水をかえる。

5、水をきり、回数分ずつ小分けにして、保冷パックに。(わたしは使う量が、その時々変化するので、タッパーに小分け、小2パックぐらいでおさまった。)

タッパーにいれながら、気になる小枝は、しごくようにして、取り除いている。

山椒の実の下処理も終わり、少し、気分が落ち着いてきたので、ラジオの朗読、有吉佐和子さまの、「紀ノ川」の朗読を聴くようにしている。今のところ、15分尺で、1~7まで。鬱の時は、本が読めない。だから、本を閉じて、無理をせず、ラジオで、朗読を聴く。話の筋とか、解釈とか小難しいことはなしにして、面白いと感じればそれでいい。

話し手は、女優の藤田三保子さんで、低めの声で、耳に心地よい。実は、段々面白くなってきた。

全50回で、最後まで、聴けるかどうか・・




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