学問のすすめを読んで

GOROです

最近アルバム制作ばかりで本が読めていなかったので
久しぶりに棚から引っ張り出してみました

学問のすすめ 現代語訳/ 福沢諭吉(齋藤孝 訳)

誰もが一度は耳にしたことがありますよね
僕もそうでした

今回改めて読みまして
ちょっと感想を交えながら考えを書いていきたいと思います
良ければお付き合いください

これが書かれたのは1880年ごろなんですね
眠気を覚悟で読み進めてみましたが
とても面白い本でしたよ

一言で表すと「考え方の根っこを学ぶ本」

最初は難しいのかな?と思っていましたが
実はそこまでじゃなくて
意外と丁寧にいろんな考えが説明されていますね

1880年ごろに書かれただけあって
当時の日本の風土や人々の常識などが書かれています
時代の切り替わりの時なんだろうなという感じです

しかし当時の農民の考え方や役人の考え方はひどいものですww
( 時代劇のイメージだったのに )

全編を通して学問のすすめとはあるけれど
自由 判断力 実行力 学ぶことの必要性

それから僕らがどう 国や政治を見るべきか
そんなことを考えさせられる本です

意外だったのは福沢諭吉さんの毒舌というか辛辣さ

イメージ的には先生というか真摯な人柄だと思ってました
すごく真面目で穏やかな先生というイメージでしたが

実はすごく辛辣で言葉がトゲトゲしてますww
愚かな考えに向けてたり 
当時の学者への暴言というかトゲがすごいです

でもそこにはとても憂いや未来を想っているのだと
全体からとても伝わってきます
というかすごく痛快で笑えてさえきますww

でもよく考えたらそうですよね
学問がごく限られたものだった時代に
塾や教科書を作るくらいの人ですから

それくらい芯の強い人じゃないと務まりませんね

昔も今もあまり変わらない?日本の性質

読んでみてすぐわかることは
1880年という昔に書かれた本なのに
今住んでいる僕たちの状況とあまり変わりません

というか福沢諭吉さんの憂いや苦言が
今の状況に当てはまり過ぎてしまうんです

それは自分にも当てはまります
政治への無関心さだったり
今の国への考え方だったり
自分自身の中身(精神的な)の問題さえもです

僕はもういい歳ですが
これはそんなミドル世代からキッズ世代までも
一度読んでみることをお勧めたいです

決して難しいことばかりじゃない本です
優しいとも言えませんが

今のニュースや情景に不満を見る人は
特に読んでみることをすすめますよ

読んでみてわかったこと

なぜタイトルが 学問のすすめ となっているのか

これは学ぶことをすすめる 考えることを薦める
という事ではないのかなと思いました

さいきん時々耳にするのは
疑うことは大切だという言葉は福沢諭吉さんも書いています

ですがもっと深く詳しくなぜ疑うことが大切なのか?
疑うことの注意点なども含めて書かれています

いま読むべき本とも言える

SNSを見たりネットを見ていると
いろんな問題が溢れていますね
いやでも政治の体質に苛立ちや疑問が出てしまう時ですね

そんなとき僕たちはどう向き合うべきなのか?
どう考えて 行動するべきなのか?

その道筋をこの本は教えてくれるかもしれません
ちょうど都議選が近いのもありますし
そう想ってしまいました

なんだか今日はとても真面目な話になってしまいましたが
退屈されていませんでしたか?

またこんな風に読んだ本の感想なども出してみようかと思います

最後までお付き合い頂きありがとうございました

それではまた
G.


GORO TATSUTA

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