見出し画像

【飲食店開業】開業資金はどうすればよいのか?

こんにちは、飲食店支援会社のCAROT嶋田です。元2つ星フレンチの料理人で、全国の中小零細企業コンサルティング200社を経験した後。現在飲食店向けのコンサルティングをしています。

さて、飲食店を開業するための資金について、いったいどのようにすれば良いのかのお話をしてみます!

開業資金の平均

まず、開業資金の平均は1.000万円以上と言われています。

【初期費用の大枠の内容】
・物件取得費(保証金、礼金、仲介手数料、前家賃)
・内装工事費
・厨房機器費
・空調設備費
・備品(食器、調理器具、ユニフォーム)

物件取得費の保証金は、家賃の10ヵ月分が相場となります。家賃が20万円の場合、物件取得費は合計で260万円となります。

しかし、1,000万円を準備できる方も少ないと思いますので、そういった方は居抜き物件で探すのをオススメします。居抜きであれば300万円程度でも開業は可能です。

開業資金をどうするか

では、本題の開業資金についてお話をします!

1.自己資金
2.家族から借りる
3.融資を受ける
4.クラウドファンディング
5.補助金などを活用する

大きく上の5つが資金調達の方法かと思います。
その中でも「自己資金」を「融資」をまずは考えるべきかと思います。
自己資金については300万円ほどあると良いでしょう。

融資をどこから受けるか

こちらは、政策金融公庫の一択かと思います。

日本政策金融公庫とは、国が全額出資している公的な金融機関で、民間金融機関からの融資が受けにくい中小企業や個人事業主などに対し、、円滑な融資の実行を目的として設けられた政府系金融機関のことをいいます。営利を最大の目的とする民間金融機関とは異なり、業績の不安定な中小企業や個人事業主の方に対しても親身に相談に乗ってくれますし、融資を受ける方と同じ目線に立って資金の問題を考えてくれます。

資金調達・事業資金融資サポートセンター

初めて融資を受ける方は「創業支援融資」が当てはまると思うので、こちらを参考にしてみても良いと思います。

飲食店開業にあたって大切な事

飲食店はやりたいと思ってパッとできるような物ではありません。ましてや、自己資金がまったくない状態ですと政策金融公庫でさえ「この人本当に貸して大丈夫かな?」という印象を与えてしまう可能性もあります。
飲食店を開業するにあたって一番重要な事は自己資金です。毎月5万円を5年かけて貯めて300万円貯めるなど最低限の自己資金を集める努力が大切かと思います。
このくらいの自己資金があれば、融資、クラウドファンディングや補助金などの検討もできると思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?