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「自分に○」の発見 / 自己肯定感の醸成 ~朝の筋トレ編~

こんにちは。すずきひろゆきです。

みなさんは「達成感」「成功体験」「自己肯定感」といったキーワードを、日ごろから意識することはありますか?「自己肯定感」は重要です。人間関係も社会も複雑になり続けるなかで、ヒトはつねに問題に直面しています。自己肯定感が高ければ、問題を解決したり跳ね返したりできます。しかし、自己肯定感が低いと、思い悩み、ともすれば、心の病気にかかってしまうかもしれません。※そんなに多くを読んでいるわけではないですが、私が印象に残っている本を紹介します。

▼参考
中島輝『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる 自己肯定感の教科書』
高木のぞみ『生きづらいHSPのための 自己肯定感を育てるレッスン』

私は自分の行動をいつも振り返って、達成・成功したことに対して、「自分に○」をしてあげて、自己肯定感を高めています。

今回は、毎日朝にやっている筋トレとその前後で、どのくらい「自分に○」を意識してあげているかについて、まとめてみたいと思います。いま、日常に悩んでいる方に、「ああ、毎日こんなふうに「自分に○」をあげられる機会があるんだ」と思ってもらえると嬉しいです。

朝の行動

まずは、私についてお話しします。
34歳、男性。埼玉県さいたま市(東大宮)在住。既婚。マンション暮らし。
茅場町にある教育系SaaSのカスタマーサクセスをしています。いまの会社に入って2年半ほど。その前は大手予備校の総合職(担任業務)を1年ほどやっていました。正式に社会にでたのは、この大手予備校の時が初めてで、それまでは大学院や研究所で研究をしていました。詳しくは以下のリンクをご覧ください。

私の経歴

そんな私のいつもの朝を列挙していきます。※ちなみに、いまはリモートワークなので、出勤していないです。

・7:00 起床
・7:10 洗面所
・7:30 朝食
・7:45 筋トレ準備
・8:00 筋トレに出発
・8:15 筋トレ開始
・9:15 筋トレ終了
・9:30 帰宅、洗顔、仕事準備
・10:00 仕事開始

簡単にまとめるとこんな行動になります。これをもとに、私がどんな視点で「自分に○」をしてあげているか、お話しします。

いつもの「自分に○」

■ 7:00 起床
夜にしっかりと決まった時間に眠り、朝は決まった時間に起きる。簡単なようで意外に難しいです。起床時間の前後はよく聞く話です。私の場合、筋トレという毎日のイベントがあり、そこに遅れたくないので、しっかりと決まった時間に起きることができています。毎日、ちゃんと起きてエラい。

■ 7:10 洗面所
起床したあとは洗面所に直行します。ここでは、手洗い、洗顔、うがい、寝癖直し、体重測定をします。体重測定はわかりやすいですね。そう、毎日体重を測ることで、自分のカラダを管理できているか、誘惑に負けていないか、筋トレの成果がでているか、などを確認します。ここで「自分に○」をしてあげます。成果がでていなくても、体重測定をしたことで「自分に○」です。毎日の体重・体脂肪率・筋肉量の変化はアプリに保存し、スクショしてフォルダで管理しています。毎日しっかりと管理している「自分に○」をしてあげます。
手洗いとかその他は、「自分に○」とは関係なさそうですか?そうでもないんです。私の場合、いかにそれぞれの作業を効率よくできたか、というのを頭の片隅に置いています。数値的なデータはとっていないので、定性的な観点になりますが、効率的にできたと思うことで、達成感を味わいます。

■ 7:30 朝食
洗面所の用事が終わったあとは、朝食です。基本的に朝はヨーグルトとコーヒーしかとりません。あとはビタミン系と鉄のサプリメントを摂取します。ある程度の空腹感をだすことで、自分がダイエットをがんばっているという気持ちにさせます。暴飲暴食するのは難しいことではないです(←病気で食べられない方はこの限りではない)。それをしっかり自制している「自分に○」です。

■ 7:45 筋トレ準備
朝食を食べ終わったら、筋トレに行く準備です。主な作業としては、着替え、筋トレ後に飲むプロテイン作り、筋トレ用具の準備(タオルとかボトルとかグローブ)、です。着替えの時は必ず鏡の前にいくようにします。ヒトに見せられるようなカラダではまだないですが、それでも、「あれ、ここの部分少し筋肉ついたかな」「お腹のお肉少し減ったかも」とか自問自答しながら、変化を楽しんでいます。この変化がわかった時、いつもがんばっている「自分に○」をあげます。むしろ◎かも。
プロテインは、プロテイン30g / 水270cc の配分で作ります。プロテイン用の容器には、目盛りがあり、そこにピッタリを水を止めることができたりします。この時、ニヤつきます。「成功」とひそかにテンションが上がります。
※ちなみに、洗濯やゴミ出しをする日もあるので、それはそれで「自分に○」ポイントがあります。今回は割愛。

■ 8:00 筋トレに出発
準備ができたので、筋トレに出発です。朝の太陽を浴びることは医学的にも健康的であるとされます。サーカディアンリズムの調整だっけかな?あとはセロトニンやビタミンDの生成でしたっけ?このあたりは詳しい方にお譲りします。
筋トレに出発する8時という時間、住んでいるマンションの隣のヨークマートは開店していません。TSUTAYAもマツキヨもやっていません。「こんな朝早い時間に、自分の(カラダの)ために時間を有意義に使っている」こんな思いをいつも持っています。こういう時間を作れた「自分に○」をあげます。

■ 8:15 筋トレ開始 ~ 9:15 筋トレ終了
筋トレ中はいつも鏡を見ています。自分の筋肉が動いているのを意識・確認しながら、「いいね~」と心のなかでつぶやいてあげます。前の着替えの時にも言いましたが、ここでもカラダの変化を確認して、「自分に◎」を出してあげます。
また、筋トレをしながら、音声メディアVoicyの放送を聞いています。ここで、ビジネスや思考法に関する情報をインプットします。毎日欠かさず情報をインプットしている「自分に○」です。インプットした情報をもとに、アウトプットもできたら、もっと「自分に○」をあげます。

■ 9:30 帰宅、洗顔、仕事準備 ~ 10:00 仕事開始
筋トレが終わって帰宅したら、手洗い、洗顔、うがい、着替えをして、プロテインを飲みます。「筋肉に栄養」という、今後の自分のための行為をしている自分を褒めてあげます。また、仕事準備の段階で、ヘアワックスをつけます。ここで本格的に装った自分になります。お気に入りの形に髪を整えて、自分の好きな角度で自分を確認して、満足しています。

こんな感じで、たくさんの「自分に○」をしてあげて、自己肯定感を醸成しています。もちろん、仕事中にもたくさんの「自分に○」をしてあげます。たくさんの「自分に○」で彩られる生き方、とてもよいです。

おわりに

私は自分のことが大好きです。自分のことを格好いいと思っていますし、可能性もたくさんあると思っています。しかし、ずっとこうだったわけではありません。小学校~大学まで、自分のことがキライでした。この時期の詳細はまた別の機会にしますが、大学院に入ったくらいから、自分の意識を変えようと努力しました。

きっかけはあまり覚えていません。本とかヒトの影響ではないと思います。たぶん、「研究の世界や人間関係において、自信に満ちていた方が絶対に成功する」と思ったタイミングがあったのかも。

その時を境に、私は自分を大好きになろうと決めました。最初は簡単ではなかったですが、自分を心のなかで褒め続けたのが、功を奏しました。いまでは、多少のことではへこたれない、自分大好き&自己肯定感の高いヒトとなりました。

「自分を好きになる」と決めたときはまったく言語化できていませんでしたが、中島輝さんの本を読むと、私のやってきた「自分大好きレッスン」は間違っていなかったんだと思います。

先にも述べたように、日常で「自分に○」できる機会はたくさんあります。全ての行動を見直すことで、自分を肯定的に捉えることができます。「自分にはなにもないかも」ではなく、探して見つめ直す作業をしていないだけです。自分を大好きになるのは、幸せへの最初のステップです。

中島輝さんは、ヒトには「承認欲求」のほかに、「肯定欲求」があると提唱しています。

# 前掲書
承認欲求の断層の上に、肯定欲求があるというものです。簡単に説明すると、承認欲求とは、人に認められたいという欲求であり、肯定欲求は自分で自分を認めたいという欲求のことです。

私はこの意見に全面的に賛成です。他者承認と自己承認、この両方が重なることで、自己実現に至ると思います。

みなさんが、「自分に○」をしてあげ、肯定欲求を満たすことで、自己肯定感を向上できることを願っています。困った時は信頼できる誰かに相談しましょう。そのヒトに「○」をしてもらいましょう。そして、周りのヒトの自己肯定感の向上のお手伝いをしてあげることも、みんなが幸せになる方法なのだと思います。

「自分にも優しく、ヒトにも優しく」 / 「自分に○、あなたにも○」


▼Twitterもやっています
すずきひろゆき / ヒト成長愛好家&筋トレさん

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