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【開店までの道のり⑤】事業計画書を書いてみた

こんにちは。雑貨屋ごろね店主です。
開店までの道のりシリーズ第5弾は、事業計画書についてです。

事業計画書をまず書こう

「雑貨屋をやるぞ」と決めてから、開業について本を読んだり、ネットで調べていると、”【事業計画書】をまず書きましょう” と出てきます。

事業計画書が必要な理由は、資金を借りる時や物件を借りる時に、「どんな事業を行おうとしているか」「売上目標や今後の流れ」を相手に説明するためです。

私の場合も、資金を借りる時は事業計画書が必須でした。
物件を借りる時には必須ではありませんでしたが、大家さんに事業内容を説明するのにとても役立ちました。借りる前にしっかり伝えておくことで、開店に向けて〜開店してからも、協力を得やすかったと実感しています。
そして、誰かに説明する時以外にも、自分のためにも作成してよかったと思います。


事業計画書って何書くの?


事業計画書に必要な項目は下記の通り。

・事業の目的(将来ビジョン)
・事業内容(コンセプト)
・マーケティング戦略
・売上・利益予想
・資金繰り(開業資金計画・収支計画)

ネットで探すと無料のテンプレートがたくさん出ていますが、私は購入した本に無料で付いていたテンプレートを使いました。


事業計画書作りで苦戦したこと

「事業の目的」は、自営業をやりたい時点でもうすでに決まっているので書きやすいのですが、苦戦したのが「売上・利益予想」です。

1日どのくらいお客さんが来るのか?
雑貨、コーヒー、お菓子、それぞれの売上と粗利はどのくらいか?
平日と休日で売上内容はどう違うか?

まだ商品を仕入れてもないのに、いくらで売って粗利いくらなんか分からんわ!!って感じで、何から書いたらいいのやら…

でもとにかくざっくりと、「〇〇円でコーヒーを売って、粗利は〇〇円」「雑貨は粗利率○%」と仮定して数字を埋めていきました。

すると、個人店でお金を稼ぐことが、どれだけ大変なことかが分かってきました。

自分の生活費を売上から出すには、最低いくら売上が必要か、1ヶ月の来店客は何人必要か、具体的な数字で出てくると一気に現実味が増してきます。

ひとまず仮の売上利益予想が完成したら見直し。
「この立地で1日〇〇人来店なんか無理や〜」という場合は、
それなら商品の粗利を工夫しよう…
1人の客単価をあげよう…
粗利の高い商品を買ってもらうには…
実店舗以外での売上を確保できないか…
アルバイトをしながら働くか…

と、どうやったら利益を確保することができるか、どうやって生活費を確保するかを具体的に考えるきっかけになりました。

実際に店を始めてから「こんなはずじゃなかったのに〜」と壁にぶち当たるよりは、事前に考えられていたことで、「目標売上には程遠いけど、まだまだ伸びしろあるから大丈夫!」と捉えることができてきます。

ちなみに、7月で開店3周年を迎えましたが、最初に計画した売上利益予想からはまだまだ程遠いです。
3年経っても色々試しながら、試行錯誤してお店を作っていっているところです。



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