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●きょうから準備をはじめよう!今度こそ解脱するための教科書(はじめての #エイリアンインタビュー 2)

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■■ はじめに

 この本は、前作「どうしたら地球から脱出できるの?徹底研究!はじめての #エイリアンインタビュー #AlienInterview 」の続編です。

参考:
https://note.com/gorolib/n/nc71187839364

 エイリアンインタビューという書籍があります。

 ここには、エイリアンから教えられた、地球の真実(少なくとも私にはそう思える)が記されています。エイリアンインタビューの大きなテーマは、この地球が刑務所であることです。

 編集者は、これをフィクションとしていますが、私には到底そう思えません。

 エイリアンインタビューを読むと、輪廻転生や解脱、ミッシングリンクやインテリジェントデザイン、構造最適化技術などのモヤモヤが、見事に1本の線でつながります。エイリアンインタビューは、1947年の作り話にしては、出来すぎているのです。

 本書は、前作の研究を推し進めたものです。

 私は、現時点(2021年9月)で、都合のよい宗教的思想や、スピリチュアル信仰のほとんどは、嘘だと考えるに至りました。

 例えば、徳を積むと来世は良いことがある、魂の成長のためには現世の経験が必要、親を助けるために生まれてきた子どもがいる、などです。本書はこれらを否定します。

 信じていたことを否定するのは、抵抗があります。特に、子どもの話の否定は、良心が痛みます。

 しかし、この地球はただの刑務所です。

 私たちは、輪廻転生という名の終身刑を負わされています。特別な目的などない、ただの収監者なのです。地球を刑務所だと思わせないような「ありがたそうな教え」が氾濫しているだけです。

 その上で、解脱(輪廻転生からの解放)の準備を進めていきます。私たちは、ここを脱出する必要があるのです。

 本書は、一般的なスピリチュアル書とは異なります。宗教やスピリチュアル信仰を否定していきますので、お気を悪くされそうな方は、この先を読み進めないでください。

 この地球は刑務所です。

 まず、それに気づいてください。この本は、刑務所からの脱出(解脱)の準備を始めるためのものです。暗い気分になる必要はありません。ここが刑務所だと気づいた上で、いかに明るく生きるかを考えれば良いのです。

 なお、前書き(無料部分)は前作と重複する箇所があります。ご了承ください。

■ 帰るべき星がある

 この地球は刑務所である。そして、私たちには帰るべき星がある。

 これは、1947年に墜落したUFOに乗っていたエイリアンからのメッセージだ。

 収監者を半永久的に刑務所にとどめる方法は2つある。

 1つ目は、ここが刑務所だと気付かせないことだ。刑務所だと気付かなければ、脱獄を試みる者もいない。

 2つ目は、定期的に記憶を抹消することだ。長く生きると、余計な知恵がつく。ここが刑務所だと気づかれては困るのだ。

 そのため、人間の寿命は80年程度に設計されている。そして、生まれ変わるたびに記憶は抹消される。

 エイリアンインタビューという本を読んでいただきたい。

参考:エイリアン インタビュー (リーダーズ・エディション)Amazon
http://amzn.to/3iqSaxo

 文字どおり「宇宙人へのインタビュー記録」である。「機密合衆国陸軍航空隊公式記録文書」として残っていたのだ。

■ ロズウェル事件の真相

 1947年7月、ニューメキシコ州ロズウェルでUFOが墜落し、1体のエイリアンとともに米軍に回収された(ロズウェル事件)。

 誰もエイリアンと意思疎通できない中、マチルダ・オードネル・マックエルロイ(以降、マチルダ)という陸軍航空隊の看護師だけが、コミュニケーションを図ることができた。テレパシーによるものだ。

 そこで、1947年の7月から8月にかはけて、エイリアンへのインタビューが行われた。後に、このエイリアンは「エアル」と呼ばれる。

■ エイリアンによるレクチャー

 エアルは、インタビューの途中から英語を覚え、地球上の膨大な書物を読み始める。やがて、エアルはマチルダに宇宙の真実をレクチャーするようになる。インタビューは、いつしかレクチャーに変わった。

 このレクチャーは、エアルが動かなくなるまで続いた。最終的に、エアルは危険分子と判断され、電気ショックをかけられて停止する。

 その後、60年に渡ってこの記録は秘匿された。しかし、死期を迎えたマチルダが、編集者であるローレンス・R・スペンサーに情報を託し、エイリアンやくインタビューは2007年に出版された(日本語版は2015年)。

■ 輪廻転生という名の終身刑

 地球は刑務所である。

 私たちは、地球に閉じ込められており、脱出ができない。何千年、何万年と転生を繰り返しているのだ。何のことはない、これは輪廻転生という名の終身刑である。解脱とは、刑務所からの脱出のことだった。

 刑務所ではあるが、収監されているのは極悪犯とは限らない。

 厳密なカースト支配になじまない「アンタッチャブル」が送り込まれている。具体的には、以下のような者だ。

(1)凶暴な犯罪者、性的な変質者、仕事をしない者
(2)政治犯や自由な発想を持った従順でない者
(3)革命家や軍事行動を起こした者
(4)芸術家、画家、歌手、音楽家、作家、役者などのあらゆる上演者
(5)インテリ、発明家、あらゆる分野の天才
(6)腕の立つマネージャー

 この中には、終身刑で当然な者もいる。目を覆うばかりの凶悪な犯罪は、依然として起きる。仕事をしない者は、あなたの周りにもいるだろう。

■ なぜ私が刑務所に?

 しかし、自分が終身刑とはあまりにもひどい。あなたもそう思うだろう。

 もちろん、自分が聖人とは思わない。小さな嘘や、人の悪口を言うことはある。虫を殺したこともある。

 だが、終身刑になるほどの覚えはない。

 私たちは極悪犯ではなく、単に支配層になじまないアンタッチャブルなのだろう。この刑務所は「終身刑とはあまりにもひどい人」が大多数を占めているのだ。

■ 地球が刑務所である理由

 地球は不安定な惑星であり、刑務所には最適である。

 地球はまさに地獄であり、定住には全く適さないとエアルは言う。

 溶岩の上に浮く陸地は、地震と火山の被害を巻き起こす。2万年周期で起こるポールシフト(北と南の磁極が入れ替わること)は、津波と大きな気候変動をもたらす。大きな重力や濃い大気は、移動に適さない。

 また、銀河の中心(文明の中心でもある)からは遥かに遠い。

 圧倒的な文明を誇る宇宙人が、地球に攻めてこない理由は明らかだ。地球は、最初から相手にされていないのだ。以下、エアルのコメントを引用する。

“あなたは以前私に、なぜドメインと他の宇宙文明が地球に着陸したり自分たちの存在を皆に知らせたりしないのか? と聞いた”

“地球に着陸? あなたは我々が発狂している、または発狂したいと思っているのだろうか? とても勇敢な IS-BE でなければ大気の中を降下し地球に着陸することはできない”

“なぜならこれは監獄惑星であり、完全に野放しの精神病の住民たちがいるからだ。そしてどのような IS-BE でも罠にかかるという危険性に対して完全な耐性は持っていない。8200年前にヒマラヤ地方で囚われたドメイン遠征軍のメンバーたちと同じように”

■ IS-BE(イズビー)という概念

 エアルは、全ての感覚ある存在は「不死でスピリチュアルである」とし、これを IS-BE(イズビー)と呼ぶ。人間も、その実態は IS-BE である。

 IS-BE は、IS(存在する)とBE(そうなる)の造語らしい。魂(たましい)のようなものと考えれば良さそうだ。

■ ドールボディという乗り物

 エアルは、物質界ではドールボディ(以下、ドール)という乗り物で活動している。

 宇宙人といえば「グレイ」の姿が思い浮かぶが、あれは乗り物らしい。実際、エアルのドールも色はグレーで目が大きい。

 ドールは、生物的ではない。臓器がなく、ロボットに近いようだ。ドールへの出入りは自由である。強靭であり、超高温や超低温、宇宙空間や放射線下でも活動できる。また、修復によって永久に使用可能とのことだ。

 ドールは、物質界で行動するための機械的な道具である。

 エアルは、宇宙で職務についている時は、ドールの中に「居住」している。職務についていない時は、体から「去り」、体を使わずに行動し、考え、コミュニケーションを取り、移動し、存在している。

 なお、本書では物質界の反意語を「意識界」とする。私たちは、意識界に帰るべきなのだ。

■ あまりにも脆い肉体

 人間は「肉体」という乗り物で活動している。

 肉体には自由に出入りできない。肉体が死ぬと IS-BE は出てくる。肉体は脆弱であり、特定の大気構成や、限定された温度範囲でしか活動できない。

 肉体は、地球から離れられないように「設計」されているのだ。

 宇宙空間で活動できるはずもなく、軍務には全く役に立たないとエアルは言う。散々な言われようだ。

■ 地球は刑務所である

 地球の IS-BE は、地球から出られないようになっている。

 肉体が死ぬと IS-BE が出てくるが、地球に張り巡らされた電子バリアで捕獲される。その後、数十億ボルトもの電気ショックで記憶を消され、催眠暗示で「光」に戻るよう命令される。

 「光」とは、天国やあの世のことだ。

 また、「地球にいるのは特別な目的がある」という催眠にかけられ、新しい肉体を待つ。天国やあの世は、ニセの概念だったのだ。

 IS-BE は、地球から脱出できないようになっている。

 肉体の耐久性能は150年らしいが、実際の寿命はその半分だ。人間は、70〜80年の転生を記憶を消されながら繰り返す。なるほど、実に残酷な終身刑である。

 何のことはない、これが輪廻転生の仕組みだったのだ。

 記憶喪失システムからの脱出、つまり解脱に成功したのは、ブッダと老子だけだとエアルは語る。

 ちなみに、エアルの属するドメインという文明は、数兆年もの間、その知識や記憶、テクノロジーが抹消されずに蓄積されているそうだ。地球との文明の差は、圧倒的である。

■ 記憶喪失システム

 肉体から出た IS-BE を捕獲し、記憶を消して催眠状態にする仕組みは「記憶喪失システム」と呼ばれる。

 記憶喪失システムは、旧帝国で開発された。旧帝国は、西暦1230年にドメインによって滅亡し、現在の地球はドメインによって支配されている。

 記憶喪失システムは、旧帝国の滅亡後も稼働し続けている。ドメインのテクノロジーを持ってしても破壊できないそうだ。しかし、それを破壊する使命もないとエアルは語る。

 ドメインは、地球の居住者を無視している。

 支配はしているが、居住者のために資源は投入しない。広大な銀河を支配しているドメインには、それよりも優先度の高い使命が多くあるのだ。実にリアルな話である。

■ 刑務所だと気づかせないこと

 支配者の意に介さない者を、刑務所に閉じ込めておくコツは2つある。

 1つ目は、ここが刑務所だと気付かせないこと。2つ目は、収監者の記憶を定期的に抹消することだ。

 1つ目のコツについて。まず、ここが刑務所だと気付かなければ、脱獄を試みる者もいない。

 夕暮れの富士山や朝焼けの海、花の香りやさわやかな潮風は、ここを刑務所だと思わせない。

■ インテリジェント・デザイン

 エイリアンインタビューは、「インテリジェント・デザイン」が大前提だ。

 インテリジェント・デザインとは、生命や宇宙は「知性ある何か」によって設計されたとする思想である。

参考:インテリジェント・デザイン - Wikipedia
https://bit.ly/2Y4xCkW

 エイリアンインタビューには、生物はおろか、惑星も設計されたという一節がある。私は、地球はリゾート地として作られたと考えている。

 メキシコに、ロスカボスというリゾート地がある。

 砂漠と海しかない環境に、ゴージャスなホテルが建っている。ハリウッドスターが非日常の休息を求めて訪れるそうだ。リゾートは、僻地(へきち)にあるからこそリゾートなのだ。

参考:ロスカボス|中南米|HIS 世界のリゾート特集
https://www.his-j.com/tyo/special/resort/sam/los_cabos.html

 地球は、リゾート地として作られたと考えるのが自然だ。銀河の中心から遠い僻地にあるのも、刑務所の割には景色が良いのも、納得が行く。

■ 定期的に記憶を抹消する

 2つめのコツは、収監者の記憶を定期的に抹消することだ。

 そのため、人間の寿命は80年程度に「設計」されている。人間も開発されて、納品されたのだ。

 長く生きると、余計な知恵がつく。こまめに、記憶を消す必要がある。地球が刑務所だと気づかれては困るのだ。

 肉体が死ぬと、IS-BE は出ていくが、記憶喪失システムによって、すべての記憶は失われ、また1からやり直しとなる。

 これが、輪廻転生という名の終身刑である。

■ 都合のよい思想はほとんど嘘

 以下は、人間が地球環境に適合していないとする記事である。

参考:地球=宇宙人の刑務所であることを示す4つの証拠とは!? 生態学者「正しい行いを学ぶまで、人類は地球から出られない」 (2017年1月10日) - エキサイトニュース
https://www.excite.co.jp/news/article/Tocana_201701_post_11934/

 確かに、腰痛や紫外線に弱い皮膚、困難な出産や慢性的な病気などは、人間にとって不要な初期設定だ。

 アメリカの生態学者エリス・シルバー博士のコメントを引用する。

“人類は他の惑星で、今のように進化したようです。その後、最も進化した種として、地球に連れてこられたのでしょう。連れてこられた理由ですが、地球は囚人が送られる刑務所のような役割を果たしていたのだと思います。人類には、暴力性が備わっていることを認めざるを得ませんから。正しい行いを学ぶまで、ここ(地球)から出られないのではないでしょうか”

 正しい行いを学ぶまで地球から出られない、というのは極めて宗教的でスピリチュアルである。

 これは、地球が刑務所だと気付かせないための嘘だ。前作では結論が出なかったが、本書で断定に至った。

 ほとんどの宗教的、スピリチュアル的思考は、ここが刑務所だと気付かせないための嘘である。

■ モーセの十戒から騙されている

 この嘘は、紀元前13世紀の「モーセの十戒」までさかのぼる。

 エアルは、モーセの十戒に登場する唯一神(ヤハウェ)を旧帝国の工作員だと断ずる。

 ヘブライ人の指導者モーセは、シナイ山の近くで旧帝国の工作員に止められ、10の戒律を与えられた。これが、モーセの十戒である。

 しかし、これは何千年も地球の IS-BE を従属させるための「催眠暗示」だったのだ。

 ヤハウェは、匿名という意味らしい。工作員がその身元を明かすわけはない。記憶喪失システムの存在に気づかれないためだ。

 ヤハウェが偽物ならば、唯一神を崇める全ての宗教がひっくり返る。

■ IS-BE は全知全能で無限

 エアルは「地球で IS-BE に最も近い概念は、神である:全知全能であり、無限である」と説く。唯一神はおらず、自分自身が個人的にも集合的にも神である。

 IS-BE は、全知全能で無限なのだ。

 これは、私たちも同じである。転生の度に、数十億ボルトもの電気ショックで記憶を失っているだけだ。

 世界史を紐解くと、ヤハウェの影響力はあまりにも多大で、長きにわたる。ヘブライ人は、ヤハウェの信仰を固くまもった。ユダヤ人はヤハウェに選ばれた民だとする「選民思想」も生まれている。

 ユダヤ人は、ヤハウェの神殿を作り、ユダヤ教を確立した。その経典である旧約聖書は、ヤハウェが書いたものだと、ドメインは突き止めている。ユダヤ教の新解釈がキリスト教であり、今日まで脈々と受け継がれている。ヤハウェの催眠暗示は、あまりにも強大だ。

 私たちは、少なくとも三千年以上は騙され続けている。

■ スピリチュアルな教えの嘘とは?

 スピリチュアルな世界では、現世での経験や感動は、魂の成長のためにあると説かれる。

“私たちが現世に生まれてくるのは、たましいを成長させるため。グループソウル全体の向上のためです”

“グループソウルをコップの水にたとえるならば、私たち一人一人のたましいは一滴の水。一滴の水である私たちは、現世でのさまざまな経験と感動を通じて、たましいを成長させます”

“そして、一生を終えた後でコップの水(グループソウル)に帰り、再び混じり合います。持ち帰るのは、現世で得た叡愛。智。その叡智がグループソウル全体の叡智となります”

“こうやって再生を繰り返して、コップの水全体の透明度を上げて、浄化していくのです”

参考:江原啓之スピリチュアルワールド:江原啓之公式サイト
https://m.ehara-hiroyuki.com/q7.php

 これが、グループソウル全体の向上に繋がるというのだが、やはり論点がずれている。

■ 知的ネットワークしかない

 確かに私たちは一体だが、これは「知的ネットワーク」と呼ばれるものだ。ワンネス、もしくはアカシックレコードとも言われる。

 この世に生起するすべては、永遠にして唯一の存在者の自己認識過程にすぎない。これは、古代ギリシアから存在する哲学的立場である。

 しかし「唯一の存在者」という記述は間違っている。私たちは、モーセの十戒から、三千年以上も間違っているのだ。

 この世に生起するすべては、永遠にして唯一の知的ネットワークの自己認識過程にすぎない。これが、正しい記述だ。

 唯一神はいない。

 永遠にして唯一の「知的ネットワーク」があるだけだ。

 IS-BE は、知的ネットワークの自己観照を目的として具現化したものだ。永遠に続く知的ネットワークとは、無であり、圧倒的にひまである。

 IS-BE の活動は、要するに「ひまつぶし」なのだ。私たちは、ひまつぶし中に囚われただけであり、成長や浄化などとは一切関係ない。

 地球は刑務所であり、収監者に特別な意味などあるわけがない。

■ 親を助けるためにやってきた子ども

 親を助けるためにやってきた、という子どもがいる。「お母さんを選んで産まれてきた」などの胎内記憶を持つ子のことだ。

参考:『子どもはあなたに大切なことを伝えるために生まれてきた。』|感想・レビュー - 読書メーター
https://bookmeter.com/books/1531269

 本書では、これも嘘と位置付ける。

 前作では、断言できなかった。美談ゆえ、この話を否定するのはあまりにも冷酷だと考えたからだ。子どもの話を疑うのは、良心が痛む。

 しかし、私が冷酷かどうかなど、真実の前ではどうでもよい。

 これも「地球にいるのは特別な目的があるという催眠」の一種だ。その催眠の記憶を持った子どもがいた、というだけだ。

■ 人間に特別な目的などない

 地球は刑務所であり、収監者である人間に特別な目的などない。エイリアンインタビューの一節を引用する。

“つまり IS-BE の肉体が死ぬ時、彼らは肉体から去る。彼らは「バリア」によって感知され、捕えられ、催眠暗示で「光に戻る」ように「命令」される”

“「天国」と「あの世」という概念は催眠暗示の一部である-このメカニズムの全てを機能させている欺まんの一部である”

“たった今生きた人生の記憶を消すために IS-BE がショックを与えられ、催眠術を掛けられた後、IS-BE はすぐに催眠状態の中で、まるで彼らが新しい肉体の中に居住するという秘密の使命を持っているかのように地球に「帰って報告する」ように「命令」される”

“一人ひとりの IS-BE は彼らが地球にいるのは特別な目的があるからだと教えられる。しかし、もちろん牢獄の中にいることに目的などない-少なくとも囚人にはない”

 これは、人を突き放した、とても冷たい言い方だと思う。私も、自分には特別な目的はないと理解するまでは、時間がかかった。

■ 地球にテクノロジーを与える者

 ただし、特別な目的をもって地球にやってくる者はやはりいるらしい。

 ドメイン遠征軍には、非番の間に地球にテクノロジーを与えている士官がいるという。

 自分たちの「ドール」を宇宙ステーションに残し、地球で肉体を身につけるか、乗っ取る。勤務を続けながら、それをコントロールすることができるのだ。

 ニコラ・テスラ(1856〜1943)は、そのひとりだったようだ。エキセントリックで、異能のサイエンティストと呼ばれるが、何のことはない、宇宙人だったのだ。

参考:#03 ニコラ・テスラはドメイン遠征軍の士官だったの?#はじめてのエイリアンインタビュー|gorolib|note
https://note.com/gorolib/n/n581af429fefe

 そのため、地球の住民すべてが収監者ではなさそうだ。しかし、自分に特別な目的があるという人が多いのは、いささか問題である。

 知的ネットワークにアクセスできる人は、確かに存在する。だが、そこに特別な目的があるとは考えないほうがよい。

■ 私たちがなすべきことは4つ

 地球の真実がわかった時点で、私たちがなすべきことは4つある。

(1)ここが刑務所だと気づくこと
(2)ここが刑務所だと気づかせないための嘘に気づくこと
(3)安全な方法でそれを伝搬させること
(4)解脱の準備をすること

 (1)と(2)については、この前書きで述べた。(3)は、文化や宗教によっては危険が伴う。特に、唯一神の否定は慎重に行いたい。日本は比較的やりやすい環境だと考える。

 本文では(4)について解説する。

 お役に立てれば幸いです!

■ 参考文献

 本書の参考文献は、3冊しかないので、ぜひ当たっていただきたい。

 これ以外に、真実を語る書は見つかっていない。地球を刑務所だと思わせないための本に騙されないでいただきたい。

●エイリアン インタビュー (リーダーズ・エディション)Amazon
http://amzn.to/3iqSaxo

●臨死体験(上)(文春文庫)立花隆
https://amzn.to/3gXWGE9

●臨死体験(下)(文春文庫)立花隆
https://amzn.to/3x4yo0U

■■ 第1章:記憶喪失システムのメカニズム

 エイリアンインタビューの日本語版は、その直訳ぶりに閉口する。しかし、英語版を購入すると、直訳せざるを得ない現実がわかった。

 エアルは、一切の誤解を招かないよう「隙のない文法」でメッセージを送っていたのだ。

 一見、冗長に見えるが、これらは正確に伝わる文章だった。和訳による誤解を招かないという福音もある。

■ 記憶喪失システムとは?

 以下、エイリアンインタビューより、記憶喪失システムの記述を抜粋する。

“その士官、または IS-BE は肉体が突然暗殺者によって銃撃された時、そこから「叩き出された」。その IS-BE は方向感覚を失ってしまい、不意に「記憶喪失バリア」の一つを突き抜けてしまい、捕えられた”

“最終的にドメインは、地球も含む銀河系のこの端っこの中にいる全ての IS-BE たちをコントロールしている「電子バリア」によって宇宙の広範囲が監視されているということを発見した”

“その電子バリアは IS-BE を感知し、彼らがこの領域から去るのを防ぐように設計されている。もし IS-BE がこのバリアを通り抜けようとすると、一種の「電子の網」の中にその IS-BE を「捕まえる」”

“その結果、捕えられた IS-BE は IS-BE の記憶を消去するとても激しい「洗脳」治療を施される。このプロセスは途方もない電気ショックを使用する”

“地球の精神科医が「電気ショック療法」を使って「患者」のパーソナリティと記憶を消去し、彼らをより「協調性のある人」に変えるのと同じように。地球ではこの「治療」は数百ボルトの電気しか使わない”

“しかし、 IS-BE に対して使われる「旧帝国」のオペレーションで使われる電流は数十億ボルトの規模である!このとてつもないショックは IS-BE の記憶の全てを完全に消去する”

“その記憶消去はたった一つの転生、または一つの肉体のものだけではない。それはほとんど無限に近い過去から蓄積された記憶の全てと IS-BE のアイデンティティーの全てを消去する!”

“そのショックは IS-BE が自分が誰であるか、どこから来たのか、自分の知識や技術、過去の記憶とスピリチュアルな存在として機能する能力を思い出すのが不可能になるように意図されている”

“彼らは打ちのめされ、頭を使わないロボットのような自主性のない存在になる。ショックの後、一連の後催眠暗示を使うことによって、一人ひとりの IS-BE に偽の記憶と偽の時間(に対する見当識)が組み込まれる”

“これには肉体が死んだ後、同じようなショックと催眠術が、繰り返し、繰り返し、繰り返し、永遠に続けることができるようにするために、基地に「帰還」する命令も含まれている”

“その催眠暗示はまた、その「患者」に思い出すことを忘れるように命じる。この士官の体験からドメインが学んだのは、「旧帝国」が地球をとても長い時間-どれだけ長いかは知られていない-もしかしたら数百万年間牢獄惑星として使っていたということである”

“つまり IS-BE の肉体が死ぬ時、彼らは肉体から去る。彼らは「バリア」によって感知され、捕えられ、催眠暗示で「光に戻る」ように「命令」される。「天国」と「あの世」という概念は催眠暗示の一部である-このメカニズムの全てを機能させている欺まんの一部である”

■ 光に戻るよう命令される

 この士官は、方向感覚を失い、不意に記憶喪失バリアの一つを突き抜け、捕えられた。

 これは、方向感覚を失ってはいけない、記憶喪失バリアを突き抜けてはいけない、という教訓になる。

 さらに、電気ショックにより、“自分が誰であるか、どこから来たのか、自分の知識や技術、過去の記憶とスピリチュアルな存在として機能する能力を思い出すのが不可能になる” ともある。

 そして、頭を使わないロボットのような存在になり、偽の記憶を組み込まれる。同じようなショックと催眠術を、永遠に繰り返し続けられるよう、基地に「帰還」する命令も含まれるようだ。

 肉体が死ぬと IS-BE は去るが、バリアによって感知され、捕えられ、催眠暗示で「光」に戻るよう命令される。

■ 臨死体験で帰ってこなかった人たち

 基地とは「洗脳治療」が施されている場所だろう。

 臨死体験(著:立花隆。以下「臨死体験」の表記は書籍を指す)には、世界中の臨死体験が記されている。これほどの情報は、ひとえに立花氏の取材力によるものだろう。

 しかし、臨死体験とはあくまで「臨死」である。あちら側へ行く前に「帰ってきた人たち」の体験だ。

 記憶喪失バリアを体験しているのは「帰ってこなかった人たち」である。しかも、その人たちは完全に記憶を抹消され、偽の記憶まで組み込まれている。

 記憶喪失システムのメカニズムを伝える者は、ひとりもいないのだ。敵ながら、よく考えられたシステムだと思う。

■ 鍵を解く3つの思考法

 そのため、私たちは想像するしかない。

 あらゆるテクノロジーや歴史書、宗教やスピリチュアル思想は役に立たない。しかし、鍵を解く思考法は3つある。

 1つ目は、透知(とうち)だ。透知とは、どこから得たかわからないが、おそらく間違いないと思う知恵のことである。知的ネットワークへのアクセスで得られるものと推測する。

 2つ目は、“think simply” である。シンプルに考えろ(そう考えるのが自然)ということだ。真実は「そう考えるのが自然」なことの中にある。

 3つ目は、嘘の中に埋め込まれた真実を探すことだ。真実を隠す、つまり、嘘を押し通すには、嘘の中にわずかな真実を埋め込むとうまくいく。映画や小説、漫画などのフィクションには、真実が埋め込まれることがある。

■ 興味を引くための美しさ

 もう1箇所、記憶喪失システムの記述を、エイリアンインタビューから引用する。

“ IS-BE トラップは64兆年前に「旧帝国」を築き始めた文明のような多くの侵略的な文明によって作成され、設置されてきた。トラップは頻繁に、攻撃される IS-BE の「領域」の中で設置される”

“大抵の場合トラップには IS-BE の興味と注意を引くために「美しさ」の電波がセットされる。 IS-BE がこの美の波、例えば美しい建物、または美しい音楽の源に向かって動くと、そのトラップは IS-BE から放射されるエネルギーによって作動する”

“最も一般的なトラップの仕組みは IS-BE がトラップを攻撃したり、それに反撃したりしようとする時に、 IS-BE 自身の思考のエネルギーの出力を使うものである”

“トラップは IS-BE 自身の思考のエネルギーによって作動し、エネルギーを与えられる。 IS-BE がトラップに対して強く戦えば戦うほど、それはさらに IS-BE をトラップの中に引き寄せ、トラップの中で「動きがとれない」状態にし続ける”

■ トラップの始まりの景色

 トラップは、IS-BE 自身のエネルギーで作動するらしい。

「臨死体験」を読むと、その体験は人それぞれだとわかる。いわゆる「三途の川」は、日本特有らしい。強烈な光やキリストような偶像を見ることは、欧米特有の傾向だ。

 しかし、共通するのは、お花畑や音楽、強烈な光など「美しいもの」が登場することだ。

 臨死体験は、あちら側へは行かずに「帰ってきた人たち」の体験である。そのため、これらの景色は「トラップの始まり」と考えられる。

■ 始まりの景色はVRか

 人それぞれ、美しいと感じるものは違う。そのため、この景色は自身の記憶が反映されるはずだ。

「死んだおばあちゃんが迎えにきた」などという臨死体験があるが、Aさんのおばあちゃんが、Bさんの臨死体験に現れることはない。

 つまり、臨死体験には自身の記憶を反映する「表示装置」がありそうなのだ。

“トラップは IS-BE 自身の思考のエネルギーによって作動し、エネルギーを与えられる”

 エイリアンインタビューの一節だが、これはVR(仮想現実)ではないのか。臨死体験者の多くは「あれは夢ではない。とても現実的だった」と語っている。

 まさに、映画「マトリックス」の世界だ。フィクションには、真実が埋め込まれることがある。臨死体験中、美しいものや懐かしいものを強く思うとき、そのVRに完全没入(フルダイブ)するのではないか。

 ちなみに、IS-BE は物質的な知覚装置を使わなくても、感覚を体験できる。

 臨死体験の科学的アプローチでは、肉体が機能していないのに「感覚の座」がどこにあるのか、常に議論になる。しかし、何のことはない。IS-BE そのものに全ての感覚が備わっているのだ。

■ エイリアンインタビューに VR や AR を見出す

 “IS-BE トラップは64兆年前に「旧帝国」を築き始めた文明のような多くの侵略的な文明によって作成され、設置されてきた” とある。

 高々、80年ほどで記憶を抹消されてしまう地球のテクノロジーとは、比べ物にならない。

 おそらく、エイリアンインタビューには、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)の概念が埋め込まれているはずだ。1947年には存在しない概念である。そのため「技術的な幻影」などと表現されているのだろう。

 地球には存在しない概念を、エアルはさぞや説明しづらかったろう。

■ 美しいものに近寄らないこと

 いずれにせよ、美しいものや懐かしいものに近寄ってはいけないということだ。

 自分が死んだと気づいたとき、そこに見える景色から、なるべく遠ざかる必要がある。

 臨死体験の最終段階では、強烈な光を見るらしい。

 あの光に入ったらあちらの世界だと、直感的に感じるようだ。臨死体験から帰ってきた人は、その光に入っていない。入っていないからこそ、帰ってきたのだ。

 この光こそが、そこに戻るようにと催眠暗示をかけられている「光」ではないのか。つまり、強烈な光の先にあるものは、天国やあの世と呼ばれる「偽物の概念」であり、そこが「洗脳治療」が施される基地のことなのだろう。

 美しいものや強烈な光からは、なるべく離れることだ。

■ 解脱に成功したと思われる臨死体験

 参考までに「解脱の成功例」と思われる臨死体験を上げておく。

「臨死体験」には、稀有な2例がある。三途の川やお花畑ではなく、はるか上空から「地球を眺めていた」というものだ。

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